返信する: 笠木恵子から
- 座学にご参加下さい
- 投稿者: little-K 投稿日時: 2010-1-23 15:07
- 今年は、2本柱で行こうと思います。
ひとつは、技術です。
技術は,優良家庭犬普及協会の認定テストGCTを目標にして、実際に愛犬と向き合って、目標に向かってすべきことを見つけて日々の努力を重ねてもらおうと思っています。
そして、もうひとつは、技術をカバーするためと、自分で愛犬のために何かできるのかを考えられるようになるための情報や知識を持ってもらえるように座学の充実を図ろうと思います。
残念ながら飼い主さんたちは、実際に犬に何かすることばかりに目を向けてしまって、何をすべきなのかを考えることを怠ってしまいます。
トレーニングが効果的に行かない最大の理由は、そこにあると私は考えています。
他のしつけ教室は、指導者が考えたことをただやるだけのものがほとんどです。
どんなトレーニングをどんな風にすれば愛犬に効果的なのかをそれでは知ることはできません。
言われたことを言われた通りするような受身な態度では、いつまで経っても飼い主は自分のすべきことを他者から指示されなければできないのです。
私は、飼い主が自分で愛犬のために自分のできることを考え、他者から何か言われても影響受けることなく、自分や愛犬に必要なことだけを選択して自分で考えられるようになって欲しいと思うのです。
飼い主の性格やできること、愛犬の気持ちや性格や要求されることや、得意な行動や不得意な行動など、考えると誰もが同じことをすること自体がおかしいと思うのです。
自分が愛犬にしようとしていることが本当に愛犬にとって良いことなのか、愛犬にストレートにこちらの要求が伝えられるのかなど飼い主として、きちんと理解し、納得して行って欲しいのです。
ところが、飼い主さんは、そんな知識をないがしろにしてしまうのです。
座学は、飼い主さんの知識や情報を高めるための練習場所です。
もし、愛犬にとって良い飼い主になりたいと思うのであれば、座学をしっかり受講なさって、ご自分の知識、意識を高めて下さい。
そうすれば、他者からの情報も根も葉もないとんでもない情報なのか、とても重要な情報なのかをセレクトできるようになります。
本来ならば、飼い主が自分で愛犬のトレーニングを考えて行い、問題が起きれば、その都度、変更をして行き、目的を達成して行くためにすべきことをするのですが、どうすればいいのかを見つけ出せない飼い主さんのために私たち指導者がアドバイザーとなって提案するというのが理想だと私は信じています。
私だけががんばっても、みなさんにその意思がなければ意味がありません。
どうぞ、座学も実際のトレーニングと同じくらい大切だということを意識していただけたらと思います。
31日は月末で忙しい方も多いとは思いますが、特に今回はトレーニングの初心者に向けて、今、行っているトレーニングの根拠を説明して納得して、そして自分で意識して行ってもらえるためのお話をします。
前にお聞きになられた方も再度確認や思い出していただけたらと思いますので、どしどしご参加下さい。
オープンクラスなので、お友達もお誘い合わせて愛犬のためにお勉強して下さいね。
まだ、エントリーが少ないと聞いています。
ビギナーやベーシッククラスの方たちは、ぜひ参加して下さいませ。
お待ちしております。