返信する: 笠木恵子から
- Re: 明日は、出張レッスンですよ〜
- 投稿者: little-K 投稿日時: 2010-11-18 11:30
- まめた母さん
レスが遅くなってごめんなさいね。
初めての書き込みどうもありがとうございます。
これを機会にどんどん書き込んで下さいね。
そうですね、教室では感じられないことをたくさん感じていただけたようですね。
訓練士さんたちは、本当の意味でのプロです。
そんな彼らの凄さを知ってもらうのと同時に、決して彼女たちが特別なのではなく、時間をかけてコツコツと積み重ねた失敗と成功の賜物なのだと言うことも理解しておいて下さい。
彼女たちのしていることを真似ても決してできるものではありません。
所長さんが、24時間犬漬けになってアレコレと頭を悩ませる日々をたくさんこなしていけば同じことができるようになるけどね!って言ってましたよ。
自分自身が変わらねば犬は変わらないということです。
誰も楽しくないことはやりたくないのですから、パートナーが楽しそうでなければ自分だってつまらなくなるでしょう?
自分は、一杯一杯で緊張してカチカチになっていて、犬に楽しくやってくれなんてあり得ないことです。
犬をリラックスさせて、できるだけ難題に向けてのやる気を高めていくことを大切に考えることができれば、きっとどんな環境にいても揺らぐことなくできるようになると思います。
形だけ、カッコだけをいくら真似ても決して同じにできることは不可能だと思います。
彼女たちのトレーニングの技術を上げたいという気持ちが不屈の精神を生み、そして失敗しても失敗してもめげずに頑張る姿勢につながっていると思いますよ。
まめたママさんにもうひとつだけ言いたいのは、確かに誰かの手助けは自分にとって救いになると思うけど、よーく考えて欲しい。
自分のパートナーが自分と向き合うことより、誰か他人を頼りにしていたらどう思うでしょうか?
自分のリーダーが他人の意見ばかりを気にしていたり誰かを頼りにばかりしているとしたら、そんな人をリーダーとして頼りにしてくれると思いますか?
誰かの支えを大切に思うなら、自分が犬の支えになれるように頼られるリーダーになる努力をしましょう。
失敗で落ち込んでいたなら、犬が頼れるリーダーになれるでしょうか?
どんなに失敗してメゲない、負けないくらいの強さが必要なのではないでしょうか。
誰もテスト会場であなたを助けることはできません。
あなた自身がテスト会場で起こるアクシデントや変則的な事態に自信を持って対応していかなければならないことを忘れないで下さいね。
いまでの進歩は、決してあなたを助けた人たちのおかげではありません。
あなた自身の愛犬に対する強い思いと努力の成果なのです。
どうかそれを忘れずに、まめたのためにもっともっと強い心、自信を持って欲しいと思います。
頑張れ!