返信する: 笠木恵子から
- Re: 明日は、出張レッスンですよ〜
- 投稿者: little-K 投稿日時: 2010-11-18 14:45
- ルナソルママさん
お疲れさまでした〜。
今回は、ルナちゃんだけでなく、ソル君もJKC訓練試験にトライしてくれましたね。
「やっぱり男の子は、違うわ〜」と豪快に笑っていらっしゃいましたね。
多頭飼育の難しさと楽しさを楽しんでくれているようですね。
今回、ルナちゃんはCD兇任垢ら、また大変だったと思いますが、紐なし脚側行進のルナちゃんの混乱以外には、問題もなく、それなりにできていてよかったですね。
そうそう、今回、所長さんからよく指摘されていたのが、リードの使い方でしたね。
『張ったままにしてはいけない!』と私が何度も言っている理由が、今回よくわかったようですが、歩いている時にリードを張ると犬にストップの合図になり、犬が動かなくなるペアが多いとおっしゃっておられました。
これは、一重に犬が「イヤ!」と抵抗した時に、止まってしまう対応を続けたせいだと思います。
ほとんどの人は、止まって、ごほうびを鼻先に出そうと犬の側にもどるのです。
これは、私も見ていて直させないといけない点だと思っています。
脚側に入れる時も、なぜか犬に人が動いて正しい位置に修正している人が多く見られました。
私はいつも『リードが張ったら脚側に戻らないといけないと犬に教えて』と言っているのに、誰もそれを教えられていないと知った訳です。
「ウォークのレッスンをもっと増やさなきゃ!」とスクールのカリキュラムの建て直しを考えさせられましたわ。
それでも、ルナママさんは、失敗したダメージを残すことなく、気持ちを切り替えてやることができるようになったのは、とても素晴らしいことですよ。
所長さんの凄さは、実は本当にたくさんの犬たちをトレーニングしてきた経験が積み重なっているからです。
私は、彼女が見習いとして修行している時からの付き合いですが、本当に長い間、犬にまみれた生活をして、たくさんの経験を重ねてきているのを実際に見せてもらってきました。
もちろん、彼女には、他人にはない犬に対する勘があります。
その「野生の勘」は、きっと彼女の特別な能力なんだと思いますが、その能力も積み重ねた経験が作り出したものなのかも知れません。
そうですね、彼女の誰からも頼りがいあると思われる気質も犬のトレーニングでは重要なポイントかも知れません。
訓練士さんの犬への対処は、本当に見ていただかないと理解できないと思います。
穏やかであるけれども、確固たる信念を持った犬への対処は、普通の飼い主さんたちにもぜひ見習いたいものだと思っていただければよかったです。
ルナちゃんでは、本当にJKCの練習がGCTに良い影響を与えましたね。
私が両方をみなさんに勧める理由でもあります。
犬との一体感なんて言葉を使ってもらえるなんて本当に進歩ですね。
トレーニングは、二人三脚だって思える飼い主さんがどれくらいいるのでしょう?
GCTのジャッジをしていて、いつも悲しくなるのは、飼い主さんだけのエゴで犬たちが振り回されている光景です。
犬と向き合い、何かに一緒にチャレンジしてくれることをひたすら願っているのですが、なかなかそんな思いが伝わらなくてもどかしい思いをしているのです。
レッスンで泣いたり、笑ったり、怒ったりしながら、ルナママさんが愛犬にとってステキな飼い主さんになっていく姿を見ていて、本当にインストラクターをしていてよかったと思うばかりです。
名古屋のGCTもそのガッツで頑張ってね!