返信する: 笠木恵子から
- 明けましておめでとうございます!
- 投稿者: little-K 投稿日時: 2011-1-1 9:58
- みなさん、新年明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
なんだか変な気がします。
昨日、今年もありがとうございましたと書いていて、今日は新年明けましてなんて書いているんですからね。
この時間という概念は、私たち人間だけのものなのでしょうね。
お正月の準備をなんて言ってると自分が時間の規制の中にはめ込まれているような気がして、今年は特別なことはしないんだと、また誓いを新たにしている訳です。
そんな私を笑うように、犬たちはいつもの散歩や食事を待っています。
彼らが時間を意識するのは、「老い」だけなのでしょうね。
一花も今年は、14歳になります。
以前の彼女を知っている人が久しぶりに彼女を見ると。「痩せたね〜」と驚いてくれます。
昨年、私を含めて犬たちみんなでダイエットをしました。
一花だけでなく、みんな少しずつ痩せていますが、1番はやっぱり一花です。
その成果として、とても活発に動けるようになりました。
年に1度の血液検査でも、「年相応に」ということで、再検査もなく昨年は過ごすことができました。
今年もみんな健康で楽しく暮らしてくれるように、良い飼い主として管理をしていけたらと思います。
オマケとして、私自身の健康管理もしっかり行いたいと思います。
さて、今年のスクールの目標を昨日から考えていたのですが、「犬と飼主がお互いに理解し合えるように」というのを目標にしたいと思っています。
私もそうですが、つい飼い主のエゴを犬に押し付けてしまいそうになります。
それが本当に犬のためになるのかを考えることが重要だと思います。
単に自分だけが必要としていることで、犬に過度な負担がかかるなら無理をする必要があるだろうかと考えていただきたいと思います。
しかし、反対にそれを理由にして、「しなければならない努力」を怠る人もあります。
犬がかわいそうだとか、犬に負担がかかると言って、やらねばならない飼い主としての責任を逃れる口実にされたくはありません。
必要最小限にしなければならないことは、どんなことがあってもやらねばなりません。
しかし、それは犬だけに無理を強いるものではありません。
犬にばかり求めて、自分は何もしない人もいるのです。
そんな人の言い訳は、「私はこんな性格だから、性格は変えられない」と言うのです。
愛する犬の為にできないことなど何もないと私は思っています。
努力すらせずに、決め込んで自分のすべきことをしないのでは、犬を変えることなどできるはずがないのです。
私も頑張っている人に無理言うことはありません。
私が言っているとしたら、きっと努力しているように見えないからだと思います。
本人はしているつもりでも、ぜんせんできていないことはよくあることです。
犬に素直に言うことをききなさいというなら、自分もすべきです。
犬が自分に何を望んでいるのだろうかと、考えて自分の行動を戒めていけば必ず、犬はわかってくれます。
自分の望みばかりを犬に押し付けるのではなく、犬の望みを聞く耳を持って欲しいのです。
お互いを理解し合えば、きっと良いコミュニケーションは取れるはずです。
そんな犬との絆を結んでもらえるように今年1年頑張って行きたいと思います。
そして、将来の夢として、都会の人間社会のルールの中で疲れた犬たちのリハビリテーションセンターを作れたらと思います。
犬が犬らしくできるところで、少しずつ人間社会のルールを受け入れさせる場所を作れたらいいなぁと思っています。
宝くじが当たっていれば、郊外に土地を買って、犬たちが楽しく遊べる場所を作りたいと思います。
だんだん、シーザー・ミランみたいになってきていると自分でも思います。
違うのは、あちらは有名で、私は無名ってことでしょうか。
とにかく、今年も犬と人が楽しく暮らせるためにしなければならないことをいかに効果的にそして、やりやすいようにできるかをみなさんと一緒に考えて行きたいと思います。
どうか、今年も私の背中を押して、前に進める力を下さい。
悩んだ時、解決の糸口を見せて下さい。
暖かい言葉で倒れても立ち上がれる力を下さい。