返信する: 笠木恵子から
- 座学へのお誘い
- 投稿者: little-K 投稿日時: 2011-4-8 11:38
- お久しぶりです、みなさま。
桜が咲いて、本当に待ち遠しかった春ですね。
この頃,クラスへの出席率、それから、こちらへの書き込みが激減していて、とても悲しい思いをしております。
私も次々に来る被災地からのメッセージを聞いていて、今年の春は、いつもの春よりも待ち遠しいものになりました。
現場で被災動物たちのために頑張っている仲間たちに心からエールを送り、自分にできることを考えているところです。
10数年前に自分が体験した地獄のような思いを東の仲間たちがしているのを他人事とすませられない思いです。
でも、そんな人たちのためにも自分の生活をきちんとしなければと、襟を正しています。
さて、4月には、また座学をいたします。
今回のテーマは、「飼い主の心理学」です。
ドッグトレーニングでは、やたらと「犬の心理学」がとりざたされますが、私は「犬の心理学」も必要ですが、もっと重要なのが「飼い主の心理学」だと思っています。
仕事で優良家庭犬の認定テストのジャッジをしますが、とても良くトレーニングできていると思われる犬と飼い主さんのペアが、「まさか!」の大失敗を私の目の前でしているのを何度も見ました。
これは、どんなに良いトレーニングも飼い主の感情次第で崩れてしまうということを如実に現していると思います。
普段は、とても穏やかにしている飼い主さんが、テストになると異常なほど緊張し、それが犬に伝わり、犬の異常行動?につながり、不合格になってしまうというパターンです。
本当に、きちんとしたトレーニングを丁寧に積んできていると思えるペアの「まさか」の行動に何度も遭遇している間に、やはり大切なのは、飼い主の心のありようだと思いました。
今回は、飼い主さんの感情が犬におよぼす影響についてを考えるきっかけになればと思っております。
また、自分を知ることで、犬の心理ももっと理解できると思います。
先日、友人に誘われて参加させていただいた行動分析学の先生のセミナーでもたくさんのヒントをいただいてきました。
座学に参加されるみなさんに、ぜひ情報を伝えてあげたいと思っております。
スクールのモットーでもある、「人も楽しく、犬も楽しく」を実現するためのノウハウを理解していただけたらと思います。
また、自分の心をどのように保つと、犬に良い影響を与えることができるのかも実際に体験していただたらと思っています。
最近、お忙しいのでクラスの参加される方の数が少なくなっていると思うのですが、こんな時だからこそ、自分の生活を守るために「愛犬と楽しく過ごすためのノウハウ」をしっかり学んで欲しいと思っております。
ぜひ、今回の座学にもお誘い合わせの上、ご参加下さい。
追伸、こちらへの書き込みもよろしくお願いいたします!