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無事にGCT尼崎会場を終えることができました
投稿者: little-K 投稿日時: 2011-6-9 9:27
遅くなりましたが、先週の日曜日に愛護センターで優良家庭犬普及協会の認定テストが開催されました。


今回は、私がジャッジの仕事をせねばならなくなりました。
強力サポートに名古屋の協会理事でもある方がサブに入って下さって、午前15頭、午後8頭の受験者を迎えてテストを行いました。


今回は、OCAのトレーナー科の学生さんが手伝いに来てくれて、若いピチピチのお姉さんが挨拶と犬に触るをしていたせいか、その項目で犬が立ち上がって不合格になるペアが続出し、私の胃を責めつけていました。


結局、午前2頭、午後2頭の4頭が合格されました。

スクールの生徒さんも参加されましたが、残念ながら不合格になられた方もいらっしゃいました。


協会理事から「どうかテストを楽しめるようになって下さい」とのお言葉もあり、私からもテストは結果よりも合格するまでの経過がとても大切なのだとお話しました。


現に、私も花で3回不合格になっています。

友人のジャッジに「大型犬とは、違うんですよ!小型犬として扱ってあげて下さいね」と釘をさされています。


私もチワワは、本当に難しいなぁと実感しながら合格に向けて、花のトレーニングの有り方自体を考え直しているところです。

テストを受けることで、愛犬とのトレーニングの有り方や方法も考えさせてもらっているのです。


このテストをそんな風に利用していただけたらと思います。


今回、トレーニングが効果的で、不合格になっても次回には成長しているペアと、全く前回と変わらずでハンドラーテクニックに固執している飼い主とのペアがいました。

前者は、「よくがんばったね!もう少しだから頑張れ!」と励まして次を期待できるのですが、後者は、「ここに問題があります。頑張ってトレーニングして来て下さいね。」とお願いしても自分以外のところに問題を感じているようで仲間うちと文句を言うだけで素直に聞き入れていただけていないようでした。


この姿勢の違いが合否を生むというのに、気が付かずに、ジャッジや、環境に文句を言っていても決して解決しないのにです。


また、極度に緊張する飼い主さんが多く、中には他の競技会で慣れる練習をするために参加している方もいるそうです。

でも、不安要素を持って犬と接していては、それを何度もくり返すとテストや競技会自体をイヤにしてしまうだけで決して解決にはならないのです。

そして、ついに飼い主と何かすること自体をイヤになってしまい、関係自体も悪くなってしまった人もいます。


それを直すために強制が使われ、飼い主のミスなのに犬に過大な負担をかけて直すことになるのです。

その人も指導者の話を素直に聞かず、自分のやり方を通そうとした飼い主さんです。


テストで愛犬をつぶすようなことをして欲しくは決してありません。

飼い主のエゴを前面に押し出して、犬に負担をかけるようなことをして欲しくてテストを勧めている訳ではありません。


あくまでも、愛犬と一緒にレベルアップして欲しいからなのです。

カメのようにのろい進歩でもいいのです。

どうか愛犬と一緒に楽しくテストを受けて下さい。


今回もすれ違い、受付、獣医師とたくさんのスクールの仲間にボランティアをお願いしました。


手伝って下さったみなさん、本当にありがとう。


受験して、合格なさったルナ君ママ、小太郎君ママ、本当におめでとうございます。


不合格になったみなさまも、次を目指してコツコツとトレーニングしましょうね。