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愛犬一花(いちか)から
投稿者: little-K 投稿日時: 2013-1-12 19:24
年末から調子を崩していた我が家の長老犬いっちゃんが11日の夜に容体が急変し、天国へと旅立って逝きました。


ご飯もあまり食べられなくなり、いろいろと食べるものを探していたのですが、あぶり手羽とか、から揚げとかしか食べてくれませんでした。

痛くてヒンヒン鳴いたり、うろうろとしたり、急にバタンと倒れたりと毎日夜は、油断できなくてゆっくりと眠ることができすにいましたが、あやういながらも無事に新年を迎えることができました。


10日の夜は、久々にごはんをいつもよりたくさん食べて、心配していた私を安心させてくれました。


調子悪くても家においておけないので、10日は愛護センターに連れて行きました。

控室に電気カーペットを持って行って、まわりにペットシーツを敷きまくり自由に動けるようにしておきました。


のぞきに行くとカーペットで爆睡してくれていました。

帰る時に自分から歩いて外にフラフラと出て行くくらいでした。


昨年9月にひどい貧血、血尿、血便で病院に急行した時も、スクールのイベントでした。


もうダメだと思って覚悟を決めていたのに1週間で元気になって、私も周りの人たちもびっくりしました。


そこから年末までは、本当に死にかけた犬なんだろうかと思うくらい元気でいてくれました。


「オマケでもらった時間」を大切にして、一緒にいる時間をできるだけ作って楽しい思い出作りをしました。


極端に私から離れることを嫌ったいっちゃんは、最後も私をおどろかせてくれました。


帰宅したら玄関でタイルの上でうずくまっていたので、あわててストーブの前であたためていたらいつものように元気になってきて、安心したのもつかの間で、力尽きたように倒れて苦しそうに息をしていました。


お気に入りの毛布をかけて、背中をさすっているとだんだんと穏やかな呼吸になり、急に吐血して、また荒い呼吸になりました。


しばらくすると落ち着いてきたので、ふらふらになりながらも起きようとしていました。


オシッコかお水が飲みたいのだと思ったので、ストローでお水を口の中に少しだけ流し込み、しばらくするとオシッコが出ました。


呼吸がどんどん浅くなってきていました。

「しんどかったらもう眠っていいよ」と背中をさすりながら言っていると、動きが止まったので「もう、逝った?」とさすりながら声をかけるとまた動き始めました。

それを何度も繰り返し、動かなくなったと思って背中をさすって声をかけると動き始めるのです。


きっと私が心配で逝けないのだと思いました。

「心配しないで、私は大丈夫だから」と離れて椅子にすわると静かに旅立ちました。


今日、ネイトの眠る宝塚の霊園に連れて行きました。

穏やかで安らかな顔で花に包まれていました。


みなさん、今までいっちゃんを可愛がって下さってありがとうございました。

癒しキャラで、関西人ぽい笑いを取れる凄いやつでした。


いっちゃんを送ってから帰宅して、椅子に座るとつい、「いっちゃんはどこ?」と探してしまう癖が出てしまいました。


もう、いっちゃんのあの姿を見ることができないと淋しいと思うばかりです。


でも、もうきっと病気から解放されて、天国のお花畑を楽しそうに歩き回っているのでしょうね。


いっちゃん、大好きだったよ。ありがとう、たくさんの楽しい思い出を一緒に作ってくれて。

いつかまた逢えたらまた一緒に楽しい時間を過ごしましょう