返信する: 笠木恵子から
- みなさんありがとう!
- 投稿者: little-K 投稿日時: 2014-9-11 9:45
- パットが亡くなって、気が付けばもう1週間も経っていました。
彼の存在がどれだけ大きかったかを思い知っています。
初めは、無事に彼を天国に遅れたと思い、安堵感が大半を占めていたのですが、時間が経つと彼のいない生活を思い知ることになりました。
彼の介護のために他の犬たちに不自由をかけていたからと、久しぶりにじっくりと向き合ったら、三男のビートは、不安そうですし、花とウィッシュもなんだか寂しそうです。
ビートは、パットが亡くなって、青垣に連れて行った時に、火葬の手続きをしてもらっている間に、大好きだった場所にパットを置いてたら、さっきまでボールで遊んでいたのに、駆け寄ってお棺にずっと寄り添っていました。
昨年の1月11日に一花を、そして今年の9月3日にパットを送り、さすがに犬と暮らすことの最期の時を思わずにはいられません。
今、元気なビートたちも同じように私の前からいなくなってしまうのかという思いで彼の顔を見ると、なんとも切なそうな顔で見返してくるのです。
気を取り直して、「お兄ちゃんはいなくなったけど、これからも楽しくやろうね!」と声をかけてやると、安心した顔になりました。
新生笠木組です。
まだまだ、パットを亡くして不安定なみんなですが、少しずつ平静を取り戻しつつあります。
たくさんの方からお花やあたたかいメッセージやお電話をいただきました。
心からお礼を申し上げます。
「介護の姿を見ていて、いろいろなことを考えさせられました」とおっしゃって下さった方もありました。
14年間の大半の楽しい思い出をくれた大事なパートナーを他人任せにはできませんでした。
できる限りのことを自分でしてあげたかったのです。
犬は、年老いてくると飼い主と離れることを極端に嫌がります。
一花もパットも常に私の存在を気にしていました。
今も、もしかしたら2回の岡山行きがパットの寿命を縮めたかも知れないと思います。
でも、私と一緒にいたいという彼の気持ちを尊重したかった。
だから後悔はしていません。
ときどき、犬がもう逝きたがっているけど、飼い主のことを思うと逝けないと頑張っている場面にであうことがあります。
お話でも、「この子と少しでも長くいたいから」と辛そうにしている犬を生かそうとする飼い主さんのことを聞きます。
私の友人の獣医さんは、先代のネイトがてんかん発作が続いて、薬が効かなくなったら安楽死も考えてと、ちゃんと伝えてくれました。
結局、私にその選択をさせる前にネイトは自分から逝きました。
いなくなるのは、確かに淋しくて辛いですが、私は常に犬のことを考えてあげたいと思っています。
子供の頃からずっと言われ続けた「自分がされて嫌なことは、絶対に他人にしないこと」を犬たちにも思っています。
もう天国に逝ってしまった愛犬たちから習った「犬と人が楽しく暮らす」をこれからもたくさんの飼い主さんたちに伝えられるように頑張って行こうと思います。
本当に本当にみなさんありがとう。
パットも私も本当に幸せ者です。