返信する: 笠木恵子から
- 指導者として
- 投稿者: little-K 投稿日時: 2008-5-24 16:21
- 先日、某団体のセミナーのお手伝いに行ってきました。
このセミナーは、この団体の認定インストラクターが愛犬と共に講師の先生の要望するデモをするのですが、これからセミナーの形態が変わることになり、講師の先生がされるのが最後だったので参加することにしました。
このセミナーのお手伝いをするのに、私は犬を自宅に残して参加できないので、事務局にお願いして4頭とも会場に入れていただけるようにしています。
事務局からも受講生の癒しにもなるのでと、快く許可していただいていました。
セミナーに参加される方たちの質問や疑問にお応えするために、できるだけ時間をさくことをしなければならないので、犬たちはセミナーの会場の脇の小さなスペースに排便、排尿に出すことになっています。
しかし、私は4頭もいるので、うんちは、自分で持ってきた入れ物に入れて会場内に持ち込み、オシッコをしたら必ず殺菌、消臭剤をまきます。
1日目の終わりにそのスペースに行ったら、うんちを入れたビニール袋は、無造作に散らばっているし、建物にオシッコをかけた跡がくっきりだし、誰も他の指導者は、気を使っている気配がありません。
会場内で受講生にアレコレと指導している姿を見ていると、自分の犬の管理は、会場内の見えるところだけかい!と言いたくなってしまいました。
2日目には、2頭連れてきたインストラクターを2頭連れてきているが、1頭を歩いて5分くらいの駐車場に止めた車の中に置いてきたインストラクターが「ルール違反だ!」と責めて、責められたインストラクターは、セミナーのお手伝いの仕事を放り出して帰ってしまうアクシデントがありました。
その日は、27度まで気温が上がると天気予報で言っていましたし、とても良い天気でした。
私は自分の犬を車に置いて長い時間置くことを生徒さんたちにやめるように指示しています。
何が起きるかわからないからです。
自分は、集合時間から30分も遅れてきていて、他の人にそんなことを言うのも私には理解できません。
その日は、セミナーの2日目で私と見学で入った新人インストラクター以外は、全員集合時間よりも遅れてきました。
指導者として、時間を守ることは当たり前のことだと私は思っています。
交通事情もあり、私もギリギリになったこともあります。
でも、遅れることを連絡しておきましたし、仲間のインストラクター に詫びました。
私の行為でインストラクター全体が悪く思われることのないようにと思うことはプロとして当たり前のことだと思っています。
会場も昔は、犬を入れると汚れると警戒されて、頭数を制限されたこともありました。
けれどもみんなで努力して、この団体の犬は、決して会場を汚したり、迷惑をかけたりすることがないのだと行動で示して、理解していただき、いつもほめていただけるようにまでなっていたのです。
会場の職員の方に信頼され、子犬の紹介までさせていただけるようなったのも、細かい心使いがあればこそであったと私は思っています。
会場内で受講生にもっともなことを話していても、犬の管理に細心の注意を払えなければプロとしてどうかと思ってしまいました。
こんな人たちで、本当に飼い主教育ができるんだろうか?と疑問を感じてしまいました。
仕事を引き受けておきながら、他のインストラクターから批判されて、仕事を放り投げて帰ってしまうインストラクターにも問題を感じました。
ちなみにくだんのインストラクターは、自分の周りのインストラクターには、私が4頭も連れていることを悪く言っていたらしいのですが、私には一言も何も言っていません。
まぁ、言われても私は事務局に了解をとってあると言うだけですけどね。
こんな指導者で本当に良い飼い主教育ができるのだろうか?なんだか悲しくなってお手伝いを終えたのでした。
ここに書いたことは、私個人の意見です。
私は、実はそんなトラブルが起きていたことを帰るまで知りませんでした。
受講生の方たちの相談や質問に最後まで時間のある限りに応えていたからです。