クリスマス会お疲れ様でした！

みなさん、遅くなりましたが、クリスマス会お疲れ様でした。
今年も、みなさんの熱い戦い振りを見させていただきました。


今年初めて参戦された方は、さぞやあの熱さに驚かれたことでしょう。
大人がなんであんなにムキになってするのか、私も未だになぞですが、１年のうさをここで晴らそうとしているのか、古株の参加者のみなさんは、いつもとても熱くゲームに没頭してくれます。


だから、毎年、限られた道具や予算の中で新しいゲームを考えられるのかも知れません。
特に、今年は、チームでの結束が固かったように思えます。（片方のチームだけって話もありますけど）


その後の犬たちのコミュニケーションタイムもなかなかおもしろかったですね。

今年は、犬よりも飼い主の態度がなかなかおもしろかったです。
ひたすら自分の犬を追いかける自立できない飼い主が多かったのも気になります。


気のせいか、犬同士で遊べないで、飼い主を追いまわす犬よりも、犬同士の遊びに夢中な犬を追いまわす飼い主の方が多くなっている気がします。


じっくりと犬同士のやりとりを見極めようとする飼い主さんは少ないのが実情です。
犬同士のコミュニケーションがうまくいかないのは、そんな飼い主が作り出していることに気がついていないのです。


「子供のケンカに親が出るな」といわれるように、犬同士のやり取りに人がからんではいけないのです。
現場でも言いましたが、自分の犬が犬同士でコミュニケーションを取らないのは異常です。　

それも大きな問題ではありますが、自分の犬を少し離れて観察できないようでは、犬の心を理解することはできません。
自分が犬の心に土足でズカズカと入っていることに早く気がついて欲しいと思う飼い主さんを何人か見ました。


また、絶好の犬同士の会話を見る機会を人とのおしゃべりに費やしてしまったもったいないことをしている飼い主さんも多かったですね。
そんな飼い主さんが、「犬のことがよくわからない」と言うのです。


自分から犬の言葉を見ることをせず、私のような人に教えてもらえばいいと勘違いしているのです。
会話は、実際してみるから価値があるのです。

他人から聞くのでは、価値が半減します。

だから私は１０数年も英会話教室に通って、英語を勉強しているのです。（このところサボってますけど・・・、高田先生ごめんなさい。）


せっかくのチャンスを無駄にしている飼い主さんを見ていると、なんだか悲しくなります。
犬からのメッセージを聞くことができないで、どんどん犬を苦しめている人をたくさん見てきた私だから、こうしてみなさんにお話することができるのです。


クリスマス会で自分が楽しんだなら、犬たちにも楽しみをあげてもよかったと思いませんでしたか？

そして、自分には見せない犬同士の楽しそうな顔を見て、犬の楽しみを考えたいと思いませんでしたか？


なんだか少し切ないクリスマス会になりました。
それにしても、料理は最高でした！
おいしい食べ物をいろいろとみなさん、ありがとございました。


また、来年をお楽しみに！