2月の座学終了しました〜
2月の座学終了しました〜 by little-K
昨日、座学にご参加下さったみなさま、お疲れさまでした。
内容が膨大だったので、みなさまには大変だったと思います。
でも、「犬がどうして犬になれたか」と言うことを知るのは、犬の中にあるオオカミの血を理解するために、どうしても必要なことだと私は思っています。
参加者から「まるで見てきたみたいな解説」とお褒めいただいて、「犬たちのルーツを探る」という内容の目的が果たせたように思います。
オオカミから犬という家畜にするために、人を絶対に襲わないようにするという選択を長い時間をかけて進めてきた結果の犬なのだということをご理解いただけたら、犬がどんなに飼い主にひどい仕打ちを受けても飼い主から離れない理由を理解できると思うのです。
オオカミとして残った個体は、ライバルだった人間に絶滅させられ、人間と共存することを選んだオオカミは、犬という生き物に無理やりに変えさせられることを受け入れることにより、生き残ることができたということなのです。
犬たちの進化の過程を理解し、犬たちの血の中にあるオオカミの血を表に出させないようにするために、私たちのご先祖さんが行ってきた選択を私たちは忘れてはいけないのです。
また、子犬が生まれてからどんな風に母犬、きょうだい犬、群れの犬たちとコミュニケーションを取り、それがどうして重要なのかを知っていただけたらとお話しました。
最近、飼い主のエゴで犬たちが本来の行動を封じ込められたり、問題行動として非難されたり、理解されていないために、過度のストレスを抱えることになっているのを見たり、聞いたりします。
「犬のため」と称して、犬に無理をかけている飼い主を見る度に、それに必死でついて行こうとする犬のストレスを抱えている姿に、胸が痛むばかりです。
もっと、犬のことを正しく理解し、「犬は人間ではない」、「犬は、人の道具ではないし、楽しむおもちゃでもないし、自分を良く見せたり、自分のプライドを守るための飾りでもない」と言うことを知ってもらうために今回のテーマでお話をしました。
そして、私が私の犬たちをいつも連れている理由もお話しました。
それは、犬が群れをなして生活することが当たり前の生き物だからだと言うこと、それから年老いた犬は、群れからはずれることを心から恐れていて、飼い主の姿が見えないだけでもかなりのストレスになってくるので、私は周りからどんなに批判されようとも、私の犬たちに私のできる全てで守ってやりたいと思っているのだと説明しました。
実際に私の犬を見ていた人で、犬の行動を観察することができる人なら誰もが認めることです。
それを「犬を甘やかしている」などと批判する人は、犬からのメッセージを理解できないか、しようともしていない人か、犬のことなど何も分かっていない人なのだと思います。
「犬を甘やかす」というのは、その犬が受け入れられることをかわいそうだという自分の間違った見解でさせない人を指すのです。
自分の犬のストレスや性格を理解しようと努力している人は、決して「犬を甘やかす」ことなどありません。
これ以上、犬に負担をかけたくないと思っているだけなのです。
また、自分がしたいとか、自分が欲しいタイトルだとかで、犬に無理をさせている人も多いですね。
昔、私の生徒さんで、捜索犬のトレーニングを病気を持っている犬にさせている人がいました。
私がどんなに注意しても、「犬が楽しそうだから」とやめませんでした。
結果、犬は病気を進行させてしまい、運動制限までかかってしまい、何年も苦しい闘病生活をすることになってしまいました。
私の力が及ばなかったことも、その犬を苦しめた原因ですが、飼い主さんがもっと犬を理解していれば正しい判断ができたと思います。
その犬に合った生活、一緒にやれることを正しく判断してもらうためにも、もっと犬のことを知って欲しいと思い、これからも座学を続けて行きたいと思っています。
今回の座学の感想など聞かせて下さい〜。
内容が膨大だったので、みなさまには大変だったと思います。
でも、「犬がどうして犬になれたか」と言うことを知るのは、犬の中にあるオオカミの血を理解するために、どうしても必要なことだと私は思っています。
参加者から「まるで見てきたみたいな解説」とお褒めいただいて、「犬たちのルーツを探る」という内容の目的が果たせたように思います。
オオカミから犬という家畜にするために、人を絶対に襲わないようにするという選択を長い時間をかけて進めてきた結果の犬なのだということをご理解いただけたら、犬がどんなに飼い主にひどい仕打ちを受けても飼い主から離れない理由を理解できると思うのです。
オオカミとして残った個体は、ライバルだった人間に絶滅させられ、人間と共存することを選んだオオカミは、犬という生き物に無理やりに変えさせられることを受け入れることにより、生き残ることができたということなのです。
犬たちの進化の過程を理解し、犬たちの血の中にあるオオカミの血を表に出させないようにするために、私たちのご先祖さんが行ってきた選択を私たちは忘れてはいけないのです。
また、子犬が生まれてからどんな風に母犬、きょうだい犬、群れの犬たちとコミュニケーションを取り、それがどうして重要なのかを知っていただけたらとお話しました。
最近、飼い主のエゴで犬たちが本来の行動を封じ込められたり、問題行動として非難されたり、理解されていないために、過度のストレスを抱えることになっているのを見たり、聞いたりします。
「犬のため」と称して、犬に無理をかけている飼い主を見る度に、それに必死でついて行こうとする犬のストレスを抱えている姿に、胸が痛むばかりです。
もっと、犬のことを正しく理解し、「犬は人間ではない」、「犬は、人の道具ではないし、楽しむおもちゃでもないし、自分を良く見せたり、自分のプライドを守るための飾りでもない」と言うことを知ってもらうために今回のテーマでお話をしました。
そして、私が私の犬たちをいつも連れている理由もお話しました。
それは、犬が群れをなして生活することが当たり前の生き物だからだと言うこと、それから年老いた犬は、群れからはずれることを心から恐れていて、飼い主の姿が見えないだけでもかなりのストレスになってくるので、私は周りからどんなに批判されようとも、私の犬たちに私のできる全てで守ってやりたいと思っているのだと説明しました。
実際に私の犬を見ていた人で、犬の行動を観察することができる人なら誰もが認めることです。
それを「犬を甘やかしている」などと批判する人は、犬からのメッセージを理解できないか、しようともしていない人か、犬のことなど何も分かっていない人なのだと思います。
「犬を甘やかす」というのは、その犬が受け入れられることをかわいそうだという自分の間違った見解でさせない人を指すのです。
自分の犬のストレスや性格を理解しようと努力している人は、決して「犬を甘やかす」ことなどありません。
これ以上、犬に負担をかけたくないと思っているだけなのです。
また、自分がしたいとか、自分が欲しいタイトルだとかで、犬に無理をさせている人も多いですね。
昔、私の生徒さんで、捜索犬のトレーニングを病気を持っている犬にさせている人がいました。
私がどんなに注意しても、「犬が楽しそうだから」とやめませんでした。
結果、犬は病気を進行させてしまい、運動制限までかかってしまい、何年も苦しい闘病生活をすることになってしまいました。
私の力が及ばなかったことも、その犬を苦しめた原因ですが、飼い主さんがもっと犬を理解していれば正しい判断ができたと思います。
その犬に合った生活、一緒にやれることを正しく判断してもらうためにも、もっと犬のことを知って欲しいと思い、これからも座学を続けて行きたいと思っています。
今回の座学の感想など聞かせて下さい〜。
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2月の座学終了しました〜
(little-K, 2011-2-21 12:03)
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Re: 2月の座学終了しました〜
(ぐあぱれい, 2011-2-22 22:44)
- Re: 2月の座学終了しました〜 (little-K, 2011-2-26 14:02)
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Re: 2月の座学終了しました〜
(ぐあぱれい, 2011-2-22 22:44)