テンプル先生の自伝ドラマ見ました!
テンプル先生の自伝ドラマ見ました! by little-K
みなさま、いかがお過ごしですか?
このところ、気候が不安定で雨が多く、少しずつ春に向かっているのでしょうが、気をつけないと体調を崩してしまいそうですね。
私は、最近、攻撃性の高くなったワンコたちのところに相談を受けて行くことが多くなりました。
イラついているワンコたちを目の当たりにすると心を痛めてしまいます。
飼い主さんは、みなさん、とても優しい方たちで決して愛犬を虐待しているようなことはないのです。
ただ、犬のことを正しく理解できていないために、犬とのコミュニケーションで行き違いが起きていて、犬をイラつかせていることが多いようです。
以前は、単に引き金になっている刺激を探し、それを犬に感じさせないようにするなどの行動を修正することばかりを見ていました。
でも、テンプル先生の「動物感覚」を読んでから、動物の心や気持ちを考えることを優先するようになりました。
動物たちは、私たち人間と異なった感じ方をするのだと知ったからです。
まず、「動物たちが何を感じ、どう思っているのかを考えることが大事なのだ。行動を修正するのは、それを知ってからだ。」と今は思っています。
以前からでも動物たちの感覚と私たち人の感覚は異なっていると頭では分かっていましたが、具体的にどうなんだと意識していなかったと思います。
本を読んでからは、できるだけ犬から出されるメッセージに集中し、彼らの気持ちを知ろうと思うようになりました。
特に「恐怖心」は、動物なら当たり前の感情で決してマイナスな感情ではないと思うようになりました。
ですから、「怖がりな犬」は、性格的欠点ではなく、動物としては当たり前の感情を持った犬であると思えるようになりました。
昨年出版された先生の新しい本は、とても興味深い内容だったのですが、先生の自伝がドラマになり賞を受けたと書いてあって、ぜひ見たいと思っていました。
土曜日に偶然にケーブルテレビで日本初でドラマが放映されていると知ったのは、ドラマが始まって15分経ったところでした。
先生がどれだけの苦労を重ねて来たのかは、もちろんですが、まだ自閉症が理解されていない時代に、「母親のコミュニケーション不足が原因」などと言われながらも、テンプル先生の素質を見抜き、普通の学校へ進学させたお母様の苦悩の姿を知りました。
先生が動物たちのために新しいドアを開けられたのは、先生のお母様のおかげなんだと思いました。
また、先生の才能を見抜いて引き出した科学の先生や大学教授の先生、そして同じように障害を持ったルームメイトと出会えたことが先生の今を作ったのだと思いました。
何よりも粗暴で保守的なカウボーイの嫌がらせを耐えられたのは、動物たちへの深い愛情だと自分の才能を信じたからなのだと思います。
健常者でもなかなかできないことを自閉症という過酷なハンディキャップを持ちながらですから、きっとものすごい意志の強さがなければ成し得なかったと思います。
自閉症の患者は、「心を落ち着かせるためにグルグル回る」のですが、そんな行動を普通の人では考えられず、周りの人はついやめさせようとしてしまうのです。
落ち着くための行動を理解されるないだけでなく、辛さを理解してもらえない上に、落ち着く術を取り上げられるのです。
テンプル先生は、胴を締め付ける装置を自分で作って、そこにいると安心できるのを周りの人は異常な行動と非難し、あげくに装置をゴミ箱に捨ててしまうのです。
そのシーンを見ていて、「そうかぁ〜、犬が何かを怖がって起こしている行動の中にも自分を落ち着かせようとして起こしている行動があるんだ。それを問題行動と勝手に決めつけてやめさせているのと同じなんだ!」と思いました。
自分が壁にぶち当たる度に、先生を理解し、支えた科学の先生から教えられたビジョンの「新しいドアを開ける」を目標にして何度も何度も挑戦している先生の姿を見て、「このドラマを見れたのも神様からの贈り物かな?」と思いました。
たくさんの失敗や壁に今もぶち当たってヘコむことだらけですが、テンプル先生の越えてきた試練から比べたら「些細なことだなぁ」と思えます。
動物たちをどれだけ愛しているのかがカギなら、私は先生に負けないくらい犬のことを愛しているのだから、先生と同じくらいにできるはずだと思いました。
とにかくすごいドラマでした!
このところ、気候が不安定で雨が多く、少しずつ春に向かっているのでしょうが、気をつけないと体調を崩してしまいそうですね。
私は、最近、攻撃性の高くなったワンコたちのところに相談を受けて行くことが多くなりました。
イラついているワンコたちを目の当たりにすると心を痛めてしまいます。
飼い主さんは、みなさん、とても優しい方たちで決して愛犬を虐待しているようなことはないのです。
ただ、犬のことを正しく理解できていないために、犬とのコミュニケーションで行き違いが起きていて、犬をイラつかせていることが多いようです。
以前は、単に引き金になっている刺激を探し、それを犬に感じさせないようにするなどの行動を修正することばかりを見ていました。
でも、テンプル先生の「動物感覚」を読んでから、動物の心や気持ちを考えることを優先するようになりました。
動物たちは、私たち人間と異なった感じ方をするのだと知ったからです。
まず、「動物たちが何を感じ、どう思っているのかを考えることが大事なのだ。行動を修正するのは、それを知ってからだ。」と今は思っています。
以前からでも動物たちの感覚と私たち人の感覚は異なっていると頭では分かっていましたが、具体的にどうなんだと意識していなかったと思います。
本を読んでからは、できるだけ犬から出されるメッセージに集中し、彼らの気持ちを知ろうと思うようになりました。
特に「恐怖心」は、動物なら当たり前の感情で決してマイナスな感情ではないと思うようになりました。
ですから、「怖がりな犬」は、性格的欠点ではなく、動物としては当たり前の感情を持った犬であると思えるようになりました。
昨年出版された先生の新しい本は、とても興味深い内容だったのですが、先生の自伝がドラマになり賞を受けたと書いてあって、ぜひ見たいと思っていました。
土曜日に偶然にケーブルテレビで日本初でドラマが放映されていると知ったのは、ドラマが始まって15分経ったところでした。
先生がどれだけの苦労を重ねて来たのかは、もちろんですが、まだ自閉症が理解されていない時代に、「母親のコミュニケーション不足が原因」などと言われながらも、テンプル先生の素質を見抜き、普通の学校へ進学させたお母様の苦悩の姿を知りました。
先生が動物たちのために新しいドアを開けられたのは、先生のお母様のおかげなんだと思いました。
また、先生の才能を見抜いて引き出した科学の先生や大学教授の先生、そして同じように障害を持ったルームメイトと出会えたことが先生の今を作ったのだと思いました。
何よりも粗暴で保守的なカウボーイの嫌がらせを耐えられたのは、動物たちへの深い愛情だと自分の才能を信じたからなのだと思います。
健常者でもなかなかできないことを自閉症という過酷なハンディキャップを持ちながらですから、きっとものすごい意志の強さがなければ成し得なかったと思います。
自閉症の患者は、「心を落ち着かせるためにグルグル回る」のですが、そんな行動を普通の人では考えられず、周りの人はついやめさせようとしてしまうのです。
落ち着くための行動を理解されるないだけでなく、辛さを理解してもらえない上に、落ち着く術を取り上げられるのです。
テンプル先生は、胴を締め付ける装置を自分で作って、そこにいると安心できるのを周りの人は異常な行動と非難し、あげくに装置をゴミ箱に捨ててしまうのです。
そのシーンを見ていて、「そうかぁ〜、犬が何かを怖がって起こしている行動の中にも自分を落ち着かせようとして起こしている行動があるんだ。それを問題行動と勝手に決めつけてやめさせているのと同じなんだ!」と思いました。
自分が壁にぶち当たる度に、先生を理解し、支えた科学の先生から教えられたビジョンの「新しいドアを開ける」を目標にして何度も何度も挑戦している先生の姿を見て、「このドラマを見れたのも神様からの贈り物かな?」と思いました。
たくさんの失敗や壁に今もぶち当たってヘコむことだらけですが、テンプル先生の越えてきた試練から比べたら「些細なことだなぁ」と思えます。
動物たちをどれだけ愛しているのかがカギなら、私は先生に負けないくらい犬のことを愛しているのだから、先生と同じくらいにできるはずだと思いました。
とにかくすごいドラマでした!
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テンプル先生の自伝ドラマ見ました!
(little-K, 2012-3-12 13:29)
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Re: テンプル先生の自伝ドラマ見ました!
(ルイママ@ゴールデン, 2012-3-16 13:41)
- Re: テンプル先生の自伝ドラマ見ました! (little-K, 2012-3-19 21:06)
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Re: テンプル先生の自伝ドラマ見ました!
(ルイママ@ゴールデン, 2012-3-16 13:41)