今そこにある危機から

イギリスの犬たちの悲鳴ー犬の遺伝病というドキュメンタリーの他にも「今そこにある危機」という特集で、自分がどんなに能天気に生活していたかを思い知ることになりました。


ゴアさんの地球温暖化を詳しくまとめた「不都合な真実」、人間が自然を利用しようとしてゆがめた結果の「消えた蜜蜂の謎」、温暖化でお隣中国で起きている砂漠化をなんとかしようと反日感情の高いところで植林プロジェクトを展開し奮闘している日本人を追った「よみがえれ！緑の大地中国黄土植林プロジェクト17年目の挑戦」、ミネラルウォーターに対しての認識を変えさせられた水をめぐる戦争「ブルー・ゴールド狙われた水の真実」、人間の便利さだけしか考えていなかったためにプラスチックで海を汚染していると思い知らされた「プラスチック汚染にみる海の未来」のドキュメンタリーを見て、本当に自分は何も知らないんだと情けなくなりました。


それと同時に、人間の高慢さや、身勝手さを思い知り、どれだけ地球上の他の生き物たちを窮地に追い込んでいる人間の行いを何も考えずにいたんだろうと思いました。


最近、よく言われるエコの大切さを今更ながらに重々しく受け取っている情けない自分を叱咤激励するこの頃です。


犬のドキュメンタリーの中で学者が「犬は我慢強い」と言っていました。

反対に人間はどんなに「我慢できない生き物」なのかと思ってしまいます。


他の生き物のために、もっと我慢できる人でありたいと思いました。


このドキュメントを時々、見直して、もっと犬のために何かできる人でありたいと思っています。