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野犬の子犬

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野犬の子犬     by little-K

前の投稿 : 次の投稿 | 親投稿 : 子投稿.1 | 投稿日時 2014-3-24 13:00
いやいや、ご無沙汰してしまいました。

老犬介護と久々のセミナーの準備などバタバタしてしまいました。


でも、セミナーは熱心な参加者のみなさんのおかげで有意義なものになりました。


やっぱり、犬とのコミュニケーションは大切ですし、トレーニングでも重要なカギを握っているのに、なぜ人は「ごほうび」に固執するのかが理解できません。


「ごほうび」もコミュニケーションを活用する「遊び」ならばいいのですが、「フード」に頼って、「フード依存症」の飼い主さんが多くいるように思えます。


さて、野犬の子犬のお話なのですが、先日も灘の動物病院の先生が野良犬の子犬の里親出しの話をしていて、大阪の犬管理指導所で見た子犬よりもずっと人懐っこい子犬でしたが、急変する可能性があると言っていました。


人とは距離を保っていた方が安心する犬の存在を理解できない人がたくさんいますが、純血種の犬の中にも時々います。

柴犬で触られることを極端に嫌がっていたにもかかわらず、飼い主は犬を撫でたいと思って7年間も努力を続けていたケースもあります。


犬にとっては過度な要求を突き付けられていると思っているかも知れませんね。


日本人に慣れない外国で、そのルールに従って生活しろと言っているようなものでしょう。

私の友人のように外国暮らしは楽しいし、なんの問題もないと思える人もいますが、私のように「風呂は、肩まで浸かりたい。米は定期的に食べたい。靴を脱がないと落ち着けない。だから早く日本に帰ってホッとしたい。」と思う人もいるのです。


べたべたしない関係を野犬のタイプのワンコとは築かねばなりません。


そんなことを理解して飼ってくれる人は少ないのでしょうね。

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