動物福祉協会の研修に参加してきました!
動物福祉協会の研修に参加してきました! by little-K
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投稿日時 2011-2-26 15:14 | 最終変更
先週の木曜、金曜と日本動物福祉協会のRSPCA短期研修会に参加しませんか?と敬愛する山口先生からお誘いをいただきました。
専門学校の仕事が一段落したところだったので、ぜひ!と参加させていただきたいと返事をした後に、金曜、土曜に仕事があることを思い出しました。
それでも快く参加させていただき、とても有意義な時間を過ごすことができました。
山口先生心より感謝します。
こんな重要で大切なセミナーに参加される方が少ないとお聞きして、驚いています。
でも、私も他に参加してくれる人を探しましたが、なにしろ急なので3日間ものセミナーでは、参加したくても参加できない人ばかりでした。
後で、資料や私の話を聞いて、参加したいって思った人がたくさんいたことを山口先生にお伝えしなくては!と思いました。
今回の研修は、平成16〜18年まで、3回に渡って英国のRSPCA(英国王立動物虐待防止協会)本部にて実施していた「RSPCAショートトレーニングコース」を第1回は、東京で行われ、今回は、大阪で行われたのです。
RSPCAの国際部のカシアさんと、インスペクター(査察官)のジャッキーさんからRSPCAの話、インスペクターの仕事についてなどのお話の後、動物福祉の基本概念の話、英国におけるペットショップの査察の話を聞いてから、実際に大阪のペットショップを2軒、2つのグループに分かれて実地調査して、会場に帰ってから1日目の研修が終了しました。
2日目は、4つに分かれていたグループごとに査察の結果を発表しました。
この4つに分けられた中の私のグループの方たちは、とても熱心で素晴らしい人たちでした。
研修も素晴らしかったですが、一緒に色々な話をさせていただいた方たちとの話もとても有意義で楽しかったです。
発表の後、また、英国におけるペットショップに関する規則、証拠収集についてのお話がありました。
残念ながら昼から私は仕事で、後ろ髪を引かれながら、グループのみなさんにお詫びとお礼を言って会場を後にしました。
でも、この研修で自分の仕事の中での動物福祉を守ることとは、何なのかを考える機会を与えてもらえました。
ジャッキー先生の「ただ動物をかわいそうだと思ってしているのではなく、動物の生きる権利を理解し、できるだけその動物が暮らしやすいように心がけ、動物の苦しみを解決できない時には、安楽死をするくらいの強い意志が必要だ」との言葉に、本当に重要なことを教えていただいたと思いました。
犬のことをもっと正しく理解してもらうこと、犬が犬らしく生きれるように、私たち人間がもっと心を配らなければいけないことを伝える必要性を改めて意識しました。
ドッグスポーツもなんだか飼い主の楽しみになってしまって、犬は体や心を潰されたりしているように思えるような光景を何度か見ることがあります。
私は、あまりドッグスポーツを奨励していませんが、唯一フリースタイルを薦めてきました。
私の知るフリースタイルのトップクラスの人たちは、犬のことをとても理解し、その犬に合った構成を考えることのできる人たちでした。
でも、最近、やっている人たちを見ていると、なんだか自分のことばかりで犬のことを考えていないように思えることがあります。
競技会でいい成績を取るためでなく、犬と楽しく協同作業がしたいためにやっていないように思えて、正直なところ、フリースタイルもダメかなぁと思ってきています。
実際に、基礎のトレーニングを怠り、関係作りもそこそこに、作品を作っている人を見ていると、「なんだ!アジで成績だけを考えて、犬に無理をさせている連中と変わらないじゃないか!」と腹が立つこともあります。
動物の福祉は、5つのフリーダム、つまり動物の権利です。
犬は、1、飢えや渇きからの自由
2、不快からの自由
3、痛み、負傷、病気からの自由
4、恐怖や抑圧からの自由
5、自然な行動(本能に基づいた行動)をとる自由
が与えられなければならないのです。
競技会やテストだと飼い主が自分の思いを犬に押し付けて、犬に不快な思いをさせたり、体に無理をかけたり、無理やりにさせたり、その犬の性格に合わないことをさせたりしてはいけないのです。
この研修で私は、ますます犬たちを苦しめている飼い主の無理解や自分の思いを犬に押し付けるようなことをさせないように、飼い主教育を進めるために努力したいと思いました。
この素晴らしい研修にぜひみなさんも次の機会に参加してみて下さいね。
専門学校の仕事が一段落したところだったので、ぜひ!と参加させていただきたいと返事をした後に、金曜、土曜に仕事があることを思い出しました。
それでも快く参加させていただき、とても有意義な時間を過ごすことができました。
山口先生心より感謝します。
こんな重要で大切なセミナーに参加される方が少ないとお聞きして、驚いています。
でも、私も他に参加してくれる人を探しましたが、なにしろ急なので3日間ものセミナーでは、参加したくても参加できない人ばかりでした。
後で、資料や私の話を聞いて、参加したいって思った人がたくさんいたことを山口先生にお伝えしなくては!と思いました。
今回の研修は、平成16〜18年まで、3回に渡って英国のRSPCA(英国王立動物虐待防止協会)本部にて実施していた「RSPCAショートトレーニングコース」を第1回は、東京で行われ、今回は、大阪で行われたのです。
RSPCAの国際部のカシアさんと、インスペクター(査察官)のジャッキーさんからRSPCAの話、インスペクターの仕事についてなどのお話の後、動物福祉の基本概念の話、英国におけるペットショップの査察の話を聞いてから、実際に大阪のペットショップを2軒、2つのグループに分かれて実地調査して、会場に帰ってから1日目の研修が終了しました。
2日目は、4つに分かれていたグループごとに査察の結果を発表しました。
この4つに分けられた中の私のグループの方たちは、とても熱心で素晴らしい人たちでした。
研修も素晴らしかったですが、一緒に色々な話をさせていただいた方たちとの話もとても有意義で楽しかったです。
発表の後、また、英国におけるペットショップに関する規則、証拠収集についてのお話がありました。
残念ながら昼から私は仕事で、後ろ髪を引かれながら、グループのみなさんにお詫びとお礼を言って会場を後にしました。
でも、この研修で自分の仕事の中での動物福祉を守ることとは、何なのかを考える機会を与えてもらえました。
ジャッキー先生の「ただ動物をかわいそうだと思ってしているのではなく、動物の生きる権利を理解し、できるだけその動物が暮らしやすいように心がけ、動物の苦しみを解決できない時には、安楽死をするくらいの強い意志が必要だ」との言葉に、本当に重要なことを教えていただいたと思いました。
犬のことをもっと正しく理解してもらうこと、犬が犬らしく生きれるように、私たち人間がもっと心を配らなければいけないことを伝える必要性を改めて意識しました。
ドッグスポーツもなんだか飼い主の楽しみになってしまって、犬は体や心を潰されたりしているように思えるような光景を何度か見ることがあります。
私は、あまりドッグスポーツを奨励していませんが、唯一フリースタイルを薦めてきました。
私の知るフリースタイルのトップクラスの人たちは、犬のことをとても理解し、その犬に合った構成を考えることのできる人たちでした。
でも、最近、やっている人たちを見ていると、なんだか自分のことばかりで犬のことを考えていないように思えることがあります。
競技会でいい成績を取るためでなく、犬と楽しく協同作業がしたいためにやっていないように思えて、正直なところ、フリースタイルもダメかなぁと思ってきています。
実際に、基礎のトレーニングを怠り、関係作りもそこそこに、作品を作っている人を見ていると、「なんだ!アジで成績だけを考えて、犬に無理をさせている連中と変わらないじゃないか!」と腹が立つこともあります。
動物の福祉は、5つのフリーダム、つまり動物の権利です。
犬は、1、飢えや渇きからの自由
2、不快からの自由
3、痛み、負傷、病気からの自由
4、恐怖や抑圧からの自由
5、自然な行動(本能に基づいた行動)をとる自由
が与えられなければならないのです。
競技会やテストだと飼い主が自分の思いを犬に押し付けて、犬に不快な思いをさせたり、体に無理をかけたり、無理やりにさせたり、その犬の性格に合わないことをさせたりしてはいけないのです。
この研修で私は、ますます犬たちを苦しめている飼い主の無理解や自分の思いを犬に押し付けるようなことをさせないように、飼い主教育を進めるために努力したいと思いました。
この素晴らしい研修にぜひみなさんも次の機会に参加してみて下さいね。