夏こそ読書ですね
夏こそ読書ですね by little-K
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投稿日時 2011-7-23 12:03 | 最終変更
今年も昨年同様に強烈に暑い夏になるのかって思っていたら、なんだかこの2〜3日は涼しくていい感じですよね。
もう秋かぁ〜なんて早合点をしそうです。
そんなはずないですよね〜、また暑い日々が戻ってくるんだったら、犬たちと暑い間は部屋で涼しく過ごしていたいですが、ダラダラとするのはよくないので、読書に励もうと思いました。
ちょうどアマゾンの誘惑に負けて、たくさんの本をゲットしたので読書に励んでおります。
犬の心理学、行動学の本もそうなのですが、いろいろなトレーニングの考え方を知りたいとゲットしたのが、盲導犬クイールで有名になった多和田先生の「犬と話をつけるには」という本です。
その本の初めにこんなことがかかれていました。
「当時の訓練士一般の考え方は、「一生懸命やればなんとかなる」式のものでした。犬が言うことをきかないのは、訓練方法がその犬に会っていないからっではなく、熱意が足らないからだと言われました。中略、服従訓練は、お尻を叩いたり、チェーンカラーを引っ張ってチョーク(首にショックを与える)したりして無理やり座らせる方法でした。犬に、「こいつに逆らうと怖い」との思いを身に染みさせるのが目的で、今考えたら、あえて行う必要のない訓練です。犬の表情も、自由に過ごせるときと訓練のときでは全く違いました。」
当時の訓練士さんには、「犬が何を考えているのか、いないのか」などに興味を持つ人はほとんどいなかったと書いてありました。
「ただこちらの言うことをきかせるのが訓練だと思っていた」と続けて書かれていました。
私がよく教室の中で生徒さんに言うことがあります。
「トレーニングを楽しくして下さい。トレーニングをしている間に犬の表情をよく見て下さい。楽しんでくれていますか?」と。
私が何度言っても聞き流されていることも、きっと有名な盲導犬の訓練士さんの言葉なら、みなさんの頭に残るかも知れませんね。
また、その本の中に訓練士は、「えさ欲しさに行動するようでは盲導犬失格だ」となんとなく考えたのかも知れないとありました。
私もよく飼い主さんから聞きます。
フードを使うトレーニングを勧めるとよく「フードがあるからやってるだけでしょう」と言われます。
先生も「えさなどの「快」を使わないで訓練しようとすれば、犬に使命感を持たせるしかありません。犬は、盲導犬としてやらなければならないことをしなければなどと思いません。使命感など持ちようもないのです。」とあります。
犬たちは、こちらからの努力なしで、「飼い主とトレーニングしよう。いうことをきこう!」などと思いはしないのです。
飼い主と何かするのは楽しいことなんだと犬に教えなければ犬はあなたと一緒に何かすることを進んでしたいとは思わないと謙虚な気持ちで考えることが必要なのです。
犬の忠義など人が勝手に抱いている考え方なのです。
飼い主おごりのようにも私には思えます。
関係作りは、コツコツと積み重ねていかねばならないことなのです。
盲導犬も同じなんだと思いました。
また、「当時の訓練の重大な問題点は盲導犬に「してはいけないこと」ばかりを教えていたのです。中略「何をしなければならないか」を教えていませんでした。犬の習性から考えても、「してはいけないこと」ばかりを教えるのは、あまり意味がありません。」と書いてあります。
犬の悪いところばかりを見て、「叱り方を教えて下さい」という飼い主さんと同じですよね。
「何を犬にさせたいのか」「どんな風にしていて欲しいのか」をきちんと意識してトレーニングをしなければ、方向性を持たないで適当なトレーニングをすることになりかねません。
読みながら、「おいおい〜家庭犬のトレーニングでは、とっくにそんなこと分かってるぞ〜」と思いつつ、確かに理解できてない飼い主さんいるよなあ〜と思ってしまいました。
本を読むって本当に勉強になりますよ!
もう秋かぁ〜なんて早合点をしそうです。
そんなはずないですよね〜、また暑い日々が戻ってくるんだったら、犬たちと暑い間は部屋で涼しく過ごしていたいですが、ダラダラとするのはよくないので、読書に励もうと思いました。
ちょうどアマゾンの誘惑に負けて、たくさんの本をゲットしたので読書に励んでおります。
犬の心理学、行動学の本もそうなのですが、いろいろなトレーニングの考え方を知りたいとゲットしたのが、盲導犬クイールで有名になった多和田先生の「犬と話をつけるには」という本です。
その本の初めにこんなことがかかれていました。
「当時の訓練士一般の考え方は、「一生懸命やればなんとかなる」式のものでした。犬が言うことをきかないのは、訓練方法がその犬に会っていないからっではなく、熱意が足らないからだと言われました。中略、服従訓練は、お尻を叩いたり、チェーンカラーを引っ張ってチョーク(首にショックを与える)したりして無理やり座らせる方法でした。犬に、「こいつに逆らうと怖い」との思いを身に染みさせるのが目的で、今考えたら、あえて行う必要のない訓練です。犬の表情も、自由に過ごせるときと訓練のときでは全く違いました。」
当時の訓練士さんには、「犬が何を考えているのか、いないのか」などに興味を持つ人はほとんどいなかったと書いてありました。
「ただこちらの言うことをきかせるのが訓練だと思っていた」と続けて書かれていました。
私がよく教室の中で生徒さんに言うことがあります。
「トレーニングを楽しくして下さい。トレーニングをしている間に犬の表情をよく見て下さい。楽しんでくれていますか?」と。
私が何度言っても聞き流されていることも、きっと有名な盲導犬の訓練士さんの言葉なら、みなさんの頭に残るかも知れませんね。
また、その本の中に訓練士は、「えさ欲しさに行動するようでは盲導犬失格だ」となんとなく考えたのかも知れないとありました。
私もよく飼い主さんから聞きます。
フードを使うトレーニングを勧めるとよく「フードがあるからやってるだけでしょう」と言われます。
先生も「えさなどの「快」を使わないで訓練しようとすれば、犬に使命感を持たせるしかありません。犬は、盲導犬としてやらなければならないことをしなければなどと思いません。使命感など持ちようもないのです。」とあります。
犬たちは、こちらからの努力なしで、「飼い主とトレーニングしよう。いうことをきこう!」などと思いはしないのです。
飼い主と何かするのは楽しいことなんだと犬に教えなければ犬はあなたと一緒に何かすることを進んでしたいとは思わないと謙虚な気持ちで考えることが必要なのです。
犬の忠義など人が勝手に抱いている考え方なのです。
飼い主おごりのようにも私には思えます。
関係作りは、コツコツと積み重ねていかねばならないことなのです。
盲導犬も同じなんだと思いました。
また、「当時の訓練の重大な問題点は盲導犬に「してはいけないこと」ばかりを教えていたのです。中略「何をしなければならないか」を教えていませんでした。犬の習性から考えても、「してはいけないこと」ばかりを教えるのは、あまり意味がありません。」と書いてあります。
犬の悪いところばかりを見て、「叱り方を教えて下さい」という飼い主さんと同じですよね。
「何を犬にさせたいのか」「どんな風にしていて欲しいのか」をきちんと意識してトレーニングをしなければ、方向性を持たないで適当なトレーニングをすることになりかねません。
読みながら、「おいおい〜家庭犬のトレーニングでは、とっくにそんなこと分かってるぞ〜」と思いつつ、確かに理解できてない飼い主さんいるよなあ〜と思ってしまいました。
本を読むって本当に勉強になりますよ!