MY DOG TRAINING SCHOOL  }bqz[y[WWelcome Guest 
ログイン
ユーザー名:

パスワード:


パスワード紛失

アクセスカウンター
08725442
昨日: 0765
今日: 1722
From:2007/11/10
オンライン状況
85 人のユーザが現在オンラインです。 (28 人のユーザが フォーラム を参照しています。)

登録ユーザ: 0
ゲスト: 85

もっと...

愛犬から学ぶ

愛犬から学ぶ     by little-K

前の投稿 : 次の投稿 | 親投稿 : 子投稿.1 | 投稿日時 2012-6-21 16:24
先日、ある資料を読んでいて、ごほうびを出すトレーニングについて興味深いことが書いてありました。


「正の強化」は、実験室で考えられていて、実際の飼い主と愛犬とのやり取りとは少し異なるとの内容がありました。


実際に「正の強化」を含むオペラント条件づけについて正しく理解できている人は少ないと思います。


「正の強化」は、犬の喜ぶものをコントロールしたい行動の直後に出すことにより、犬の行動が頻繁になることですが、見ていると単に犬にごほうびを出すことだけに注目している人が多いのです。


つまり、犬の行動が自分の出すごほうびで変化するところを見れないまたは理解できない人には、けっして「正の強化」はできないと思うのです。


大切なのは、「自分の出すごほうびを犬はどう思っているのか」なのです。

単にごほうびを与えて「自分はいい飼い主だと愛犬に思われたい」と考える飼い主さんもいるのです。


「なぜ、そこでごほうびを犬に出すの?」と疑問を感じるような出し方をする飼い主さんがいます。


「どこで出せばいいのか」は、確かに、なかなかわかりにくいものですが、犬の行動をしっかりと観察して、犬の気持ちや考えを理解すればわかります。


「あれ?本当はこの行動にごほうびを出したつもりだったのに、違う行動が出てきているぞ」とか、「なんだか微妙な行動の出かただなぁ」とか、自分の思ったように犬が思っているのかを犬の行動を見て知ることができます。


それなのに、レッスン中によく飼い主さんは、私の方を見て、私に聞こうとします。

私がアドバイスしているのは、飼い主さんのごほうびの出し方を見て、犬の行動を見て判断しているのにすぎないのです。


もっと愛犬を見ましょう。

そうすれば愛犬が飼い主さんに返事をしているのがわかると思います。


言葉は、私たち人間と犬たちとは異なるのです。

ものわかりの良いワンコが飼い主さんの行動から察してくれているのを言葉を理解できていると誤解しないで下さい。


私も自分の犬たちによく話しかけます。

でも私の言葉を犬たちが理解しているとは思っていません。


私は一人暮らしなので、独り言を言うように愛犬に話しているだけなのです。


もっともっと愛犬の言葉、行動であったり、表情であったり、雰囲気に注意を向けてみて下さい。


それができなければ、ご褒美を出す意味がないとさえ思えます。

Re: 愛犬から学ぶ     by アンのママ

前の投稿 : 次の投稿 | 親投稿 : 子投稿.1 | 投稿日時 2012-6-22 7:00
お久しぶりです。私も犬に話しかけています。人から見たら変な人と見られているでしょうね。今、野良犬の子供を預かっています。子犬の社会化の為、外に行きますが、やっぱり車だよ、バイクだよ、と話しかけています。やっぱり変ですやね。

Re: 愛犬から学ぶ     by little-K

前の投稿 : 次の投稿 | 親投稿 : 子投稿.1 | 投稿日時 2012-6-23 9:50
アンのママさん


お久しぶりです。

さっそくのお返事をありがとうございます。


野良犬ですかぁ〜、最近うろうろするワンコが少なくなってますよね。

う〜ん、野良犬の子犬の社会化ですか。

大変ですね〜。


友人のインストラクターは、むちゃくちゃ手をかけて社会化してましたが、成犬になったら社会化のできていない犬と同じだったと嘆いてましたけど。


犬には意味など伝わらなくても、自分に向いてくれていると嬉しい気持ちを持ってもらえるのですから、話しかけてあげることは大切ですよね。

Re: Re: 愛犬から学ぶ     by アンのママ

前の投稿 : 次の投稿 | 親投稿 : 子投稿.1 | 投稿日時 2012-6-24 7:08
えーそうなんですか?胎教ですか?でもしないよりしたほうが、少しは、した方が、いいですよね?と思いながら 軽い気持ちでしていきます。

Re: Re: 愛犬から学ぶ     by little-K

前の投稿 : 次の投稿 | 親投稿 : 子投稿なし | 投稿日時 2012-6-26 14:15
アンのママさん


社会化については、けっこう複雑なのです。

犬の種類によって、どの時期にどの刺激に対して受け入れ体制ができるかは異なります。


これは、コッピンジャー先生の文献にありますが、もっともオオカミに近い犬たちは、オオカミが持っている身を守るための感情が強く、私たち人間との生活の刺激に慣れにくいようです。


社会化のトレーニングは、刺激に対する犬の反応をできるだけ良い方向に向けることですが、精神的な発達に伴い、突然に今までの受け入れ態勢が変わってしまうことを認識していなければなりません。


アンのママさんならきっと、子犬ちゃんに良い里親を探して下さることでしょう。


大変だと思いますが、誰にでもできることではない、素晴らしいことをなさっていると思います。

何か私でお手伝いできることがあればおっしゃってくださいね。

このトピックに投稿する

題名
ゲスト名
投稿本文