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シーザー・ミラン批判

シーザー・ミラン批判     by little-K

前の投稿 : 次の投稿 | 親投稿 : 子投稿.1 .2 .4 .5 .6 .7 .8 | 投稿日時 2012-12-31 19:03 | 最終変更
東京の友人が熱烈なシーザー・ミランのファンに批判されていると知りました。


私は、シーザー・ミランの番組を見ていて、自分の思いつかなかった、たくさんの大切なことに気づくことができました。


そのひとつが「犬を犬として考える」ということです。


問題行動に向き合う時も、普段の生活も人間社会の中のことなので、つい人としてのスタンスで考えてしまっていたと反省することがたくさんありました。


もちろん、「テレビ番組は作られている」ということを忘れてはいけないと思います。

ドキュメンタリーでなければ視聴者に受けるように、つまり視聴率を得るために考えられているということです。


某番組でタレントがマラソンするのも、私にとってはドラマに仕立てているようにしか見えません。


東京の友人からシーザー・ミランがトークショーで吊し上げられたと問題になっている番組のこと、SPCA動物虐待防止協会が彼の番組を取り上げているとの情報を教えてもらいました。


司会者に突っ込まれて、しどろもどろになっているという話でしたが、私が見ていて思うのは、司会者がシーザ・ミランを批判しようとしているようにしか見えませんでした。


「パンチしているでしょ。」「いえ、あれはタッチしているのです。」「でも、あれはパンチでしょう。」というやり取りですから。


誰にでも考え方の相違はあるものです。

自分の思うことが相手も思っていることとは限らないのです。


私だったら、「なぜ、他人がパンチしていると思うのだと考えますか?」とか、「どうして、あなたを動物虐待防止協会が注目するのか、わかりますか?」と彼の意見を聞きたいと思います。


私の友人は、シーザー・ミラン批判で検索した日本の熱烈なファンから批判されているようです。

いち飼い主なら全くスタンスの違う指導者の批判をするのはおかしいと思います。


友人のことですが、彼女はたくさんの困った飼い主さんをシザー・ミランと同じように救っている人です。

批判している人は、どれだけ困った飼い主さんを救っているのでしょうか?


単に自分が好きな指導者を批判していると思ったとしても、その人を批判するのはお門違いだと私は思います。


単なる中傷ですし、その行為は決してシーザー・ミランを肯定してもらうことにはならないと思います。


他人がどう思うのかは他人の勝手なのです。

自分が良いと思うことを他人も良いと思うとは限らないし、そう思わないからと相手を悪く思うのもおかしいと思います。


私は、シーザ・ミランよりも、もっと厳しいトレーニングをする訓練士の友人がいます。

そして、シーザー・ミランを批判したと言われている友人もいます。


どちらも素晴らしい指導者だと私は思っています。

正直、それぞれに良いところ、ついていけないところがあります。


八方美人的な考え方だと言われたこともあります。

でも、私は私なりの考え方を持って指導しているのです。


日本ではあまり重要視されませんが、トレーニング哲学は、それぞれの指導者が持っているのです。


それはどんな時でも尊重されなければならないと思います。

ただ、シーザー・ミランのすることを「虐待」と見る人もいることを知っておかねばなりません。


たぶん、今、主流になっているのが「動物に優しいトレーニング」だからかも知れません。

ただ、この「動物に優しいトレーニング」は、ちょっとしたくわせもので、人の自己満足の域であることが多いのも事実です。


「犬を犬として見る」ということは、かなりワイルドになるってことでもあります。


動物の福祉にも、「その動物が本能や習性を発揮できるようにすること」とあります。

もし、シーザー・ミランのしていることが犬らしいことであるなら条件を満たしているとも考えられます。


こうしたことが問題になるというのは、それだけシーザー・ミランの番組が影響力を持っているということです。


それを良い方向に持って行けるか、そうでないかは、それぞれの立場の人たちがそれぞれで考えることってことなのではないでしょうか?


ちなみに最初にも書きましたが、私は好きですよ、シーザー・ミランの番組。

いろいろなことを考える機会を与えてくれるんですから。
前の投稿 : 次の投稿 | 親投稿 : 子投稿.1 | 投稿日時 2013-3-3 20:06
初めまして、興味深い記事でした。
私はシーザーのファンでもあり、シーザー流を実践しています。
シーザーのタッチがパンチやキックなら、降伏しても犬が懐くでしょうか?、個人的にはチェーン・カラーやスパイク・カラー等を使い強制的に従わせる訓練より、ずっと犬に優しいと思いますし、
その手(批判者)の人は、親や教師等の度が過ぎないゲンコツやお尻ぺんぺんを暴力と捉えたり可愛がると甘やかすの違いが分からない人なのではないでしょうか?私個人的にはカワイイカワイイと動物を擬人化し不必要状況に服を着せたりするのは、動物をおもちゃ?にしてる?ある意味虐待だと思います。
前の投稿 : 次の投稿 | 親投稿 : 子投稿.1 .2 | 投稿日時 2013-3-3 22:50
私も犬を犬としてみるというのはとても大事だと思います。犬同士なら?と考えれば、自然と虐待かどうかわかりそうなもんです。

犬を人として扱いたい人が増えてきたという気がします。

元々、ペットを飼う行為自体、人間の超わがままな行為だとは思いますが。
前の投稿 : 次の投稿 | 親投稿 : 子投稿なし | 投稿日時 2013-3-4 21:34
BANさん、そうですね。
その背景にはTVやペット産業やペット関連業の影響があると思います。
TVは老若男女が視聴するとはいえ、カワイイ重視や幼稚路線
SHOPは良(機能性)いものより、見た目の売れる物重視で、玄人寄りの人が欲しい物が無いや首輪は可哀想とサイン等が伝えずらく歩行中の危険度も高い胴輪を多数取り扱ってる・薦める。
SHOPも含め病院等も呼称は「ワンちゃん」

また、擬人化傾向にある一方で、都合や相違点では家畜扱いで、例えば散歩時は規則でリードを付けるようになっているのは解ります、犬がイタズラや攻撃しなくても人から数メートル離れているなら言われても仕方ないとも思います。けど人の脇や後ろにぴったり附いて歩いていても通報や苦情を唱える(特に都会の女性)のはピリピリし過ぎと…。基本規則を破っているのは分かります、しかし、リードを付けてても歩行マナーも攻撃性や興奮を躾けられてなのはOKなのは???(その状態を重んじていない方が…と思う)。幸い私は田舎住まいなので行儀良く歩いている分にはノーリードでも批判されるところか褒めらられます。

Re: シーザー・ミラン批判     by 犬の気持ちわかりたい

前の投稿 : 次の投稿 | 親投稿 : 子投稿.1 | 投稿日時 2013-3-12 20:13
少し殴った感のタッチの時もありますが、私は、問題ないと思います。ほとんどが、ちょと負荷のある程度で、暴力とか、虐待とか、言葉を乱用しているだけですね。何より多くの、救われない犬や家族を救っているわけで。
批判のための批判をする人とは議論すべきではないですね。
良いことを書いてくれました。ありがとう。
前の投稿 : 次の投稿 | 親投稿 : 子投稿.1 | 投稿日時 2013-3-13 13:41
BJさん


書き込みをありがとうございました。

レスが遅くなり申し訳ありません。


私にとっては、チェーンカラーもジャーマンチョークも道具のひとつであると認識があります。

いつも生徒さんたちに言うことですが、どんな道具も使う人次第なのだと思います。


はさみや包丁も正しく使えば良い道具ですが、間違った使い方をすれば凶器になり、命さえ奪ってしまいます。

道具を悪く言うより、使う人をどうすべきかを考えることの方がずっと大切なのにと思ってしまいます。


おっしゃる通りで、批判する人たちは、頭から「悪いこと」と思って、色眼鏡で見ているので正しい批判?とは言えないかも知れませんね。


なにより、どんな風に考えるかは、人それぞれです。

この国は、犬のプロでさえ、自分の犬に対する考え方やトレーニングについての考え方をきちんと持つなんてことができてない人が多いように思えます。


そういう私も海外研修で、セミナー会場で会う人たちに「あなたは、犬をどう見ているの?」とか「トレーニングについて、どう考えているの?」などと聞きまくられたおかげかも知れません。


考え方を変えれば、犬の状態をきちんと把握できないから、シーザー・ミランのようなやり方が理解できないのかも知れません。

犬をお人形のように扱うことは、私も好きではありませんが、犬がそれでも喜んでいるのなら(中にはそんな犬もいます)それもいいと思っています。


人がどうこうとかの前に、犬がどうなのかが大切なんだと思うのです。
前の投稿 : 次の投稿 | 親投稿 : 子投稿なし | 投稿日時 2013-3-13 14:01
BANさん


書き込みをありがとうございます。

レスが遅くなって申し訳ありません。



私が教えている方たちを見ていると、犬同士のコミュニケーションも理解できない飼い主さんが多いです。

それも、犬が少しでも攻撃性を見せれば、周りから批判されると強迫観念に迫られている方が多いのです。


そしてたまたまフレンドリーな犬の飼い主さんになった人たちの考え方を押し付けられて、自分の犬が恐怖反応の末の攻撃性を出せばまた批判されると心を痛めているのです。


シーザーを批判する前に、攻撃性があると怯えて怖がる犬の反応を悪くとらずに応援するような気持ちになるように教えねばならないと思うばかりです。


犬は、オオカミから人間が自分たちの都合と、自然の恩恵を受けて家畜という「人のため」にという存在価値をつけた生き物です。


野生動物ではないので、人工的にした分、人が動物の福祉に沿ってかかわっていかなければならない生き物です。


野生動物は、どんなことがあっても飼うべきではないと私は思っています。

彼らの生活環境を守り、介入してはならないので距離をあけて見守るくらいにしておいてくれればと思うのですが・・・。
前の投稿 : 次の投稿 | 親投稿 : 子投稿なし | 投稿日時 2013-3-13 15:07
犬の気持ちわかりたいさん


書き込みをありがとうございます。

レスが遅くなって申し訳ありません。


シーザー・ミランが行っているのは、犬との会話であると私は考えています。


一方的に人が犬に威圧をかけるのであれば、それは犬にとって脅威になってしまうこともあると思います。


「常に優しい接し方をすることが良いことなのか?」と思うことがあります。


「人の自己満足だけで、犬へのメッセージにならない接し方をして意味があるのだろうか?」と思うこともあります。


問題は、テレビというメディアであるということなのかも知れません。

不特定多数の人に影響を与えることが問題なのだと思う方もいます。


少しテレビ番組であると思うこともあります。

つまり、視聴率を得るための演出を感じることもあります。


でも、私は実際に彼の方法を自分なりに変化させて使うことで、犬の攻撃性を下げてリラックスさせたことがあります。

番組でも常に出てきますが、まねをするのは危険です。


なぜなら、彼は犬の様子を観察しながらすべきことを変化させているので(これが会話だと思っています。)犬の反応を正しく観察できないと難しいと、実際にやっていて感じます。


ただ心配なのは、彼の意図を汲まず、犬に高圧的に出ることの正当化に使われる可能性はあります。

トレーニングを考える人が理屈だけでなく、実際の具体的方法として上手く活用できるようになればと思っています。
前の投稿 : 次の投稿 | 親投稿 : 子投稿.1 | 投稿日時 2013-3-16 10:06
その通り、道具は使い方次第です。
悪いと言っているのではありません。
特にチェーンカラーは有効な物と思います。
しかし、販売店の方も買う側も正しい使い方を知らない、ただ締めつける首輪だと思っているし、余計なプレート等付や細目型で機能を阻害するデザイン重視が多く出回っているのが現状ですし、チェーンでなくても(カラカラ音無し)充分躾は出来ると実感しています。
しかし、スパイクカラーのスパイクはネックレス感覚の飾り首輪としての利用以外は過度の長物だと個人的に思います。
前の投稿 : 次の投稿 | 親投稿 : 子投稿.1 | 投稿日時 2013-3-18 19:29
BJさん


道具を悪く思ったり、使っている人を悪者にする人もいます。

シーザー・ミランのことも同じなのかも知れませんね。


本当に道具を正しく使うことをあまり考えないのは、大きな問題だと思います。


チェーンカラーも引っ張る犬に、タイミングよく犬に「前に出ると首がしまって苦しい」と教える道具ですが、犬に罰を与えるためにしめる道具として使われているのが現状です。


カラーの内側にとがった鋲のあるスパイクカラーは、犬を拷問にかける道具で、犬を苦しめることを目的として使っている人に怒りを感じますが、ジャーマンチョークは、チェーンカラーの犬の負担を和らげたいと作られたとカナダのインストラクターから教えてもらいました。


正しく装着できている人を見たことがありません。

やはり使い方を知らないで使っていたのでしょう。

だから拷問の道具と思われたのでしょうね。
前の投稿 : 次の投稿 | 親投稿 : 子投稿なし | 投稿日時 2013-3-19 20:25
little-Kさん

おっしゃる通りですね、

私が思うに、販売する側が無知過ぎるか「お客さん」として意識し過ぎ本音を伝えないor売上重視商売?なのでは無いのでしうょうか。

シーザーも言ってますが
愛犬家や獣医やペットショップの方だから犬の育て方・躾・その他に詳しいとは限らないを一般の方が知らな過ぎだとも思います。

私の知人で、
.船А璽鵐船隋璽カラーにトリマーアドバイスされたとクションゴムをつけてました。

∨娠造鰺燭┐討い詈に 何故この餌にしてますか?と尋ねたらブリーダーにこの餌以外与えないでと言われたか という事でした。

,砲弔い討蓮▲船隋璽カラーの効果(ジャーク)が薄れる。
また、私の腕にチョークカラーを付け正しい向きで付けないとリリースしても緩まずジャーク出来ないと説明しました。
(訓練所に入所経験が有るにも関わらず、やはりつける向き等の知識は有りませんでした。)

△砲弔い討
因みにその犬は健康で特異体質ではありません。

その餌は悪い餌ではありません
しかし、誠実なアドバイスをするなら、この餌は良い餌ですがもし変えるならで今までこの餌で育てたので急に変えないでや、成犬になるまでは続けた方が良い等のアドバイスが本来だと思います。

因みに私の経験から言うと、その餌は確かに良い部類の餌ですが健康重視に特化した餌で食いつきに問題がある?のでその犬には合わないと思いました。
(活動犬種なのに種食(ドッグフード)に対して食が細い)

勿論そのあたり↑はアドバイスしました。
前の投稿 : 次の投稿 | 親投稿 : 子投稿.1 | 投稿日時 2013-3-26 13:41
大変興味深く読ませて頂きました。

私自身はアメリカでトレーニングを受けましたが
私のパーソナルトレーナーに薦められ
シーザーミランの本やDVDを身始めました。

彼のメソッド全てがいいかどうか、
それは受け取る側の問題だと思いますが
私は自分が良いと思える部分を参考にすれば
良いのでは無いかと思っています。
そして今時の褒める&トリートだけの躾は
私には合わないですが
それはそれとして捉えています。

批判自体がナンセンス。
意味がないと思います。
そういった意味で、あなたの考え方は私は好きですね。
前の投稿 : 次の投稿 | 親投稿 : 子投稿なし | 投稿日時 2013-3-28 9:27 | 最終変更
neeさん


書き込みをありがとうございました。


そうですか、アメリカでトレーニングを習っておられたのですね。

私も数年前までは、毎年アメリカにでかけて、いろいろな分野のドッグトレーニングを学ばせてもらていました。


ただ、日本では、インストラクターと呼ばれる飼い主さんを指導する人たちは、獣医さんの団体がパイオニアとして知られています。

私もその団体の認定インストラクターです。


その団体は、犬に嫌悪刺激を使うことを極端に嫌っています。

嫌っているというより、悪いことだという認識なのでしょうか。


なんの問題もない犬を持ち、お金とヒマを持て余している飼い主さんには、嫌悪刺激の使用は必要ないと思いますが、問題を抱えて崖っぷちにいるように思っている飼い主さんには、悠長に「時間をかけて優しく」などやっていられないということを理解してもらえません。


今の日本のインストラクターの教育課程に問題があると私は思います。


アメリカでは、保護施設で問題を抱えた犬たちをたくさんトレーニングして学んでいるインストラクターと違い、日本では、お金を出して、椅子に座ってお客様扱いされて学んだ人が問題のない犬を1頭だけトレーニングできればインストラクターになれるのです。


少なくともいろいろな学び方があり、それぞれがトレーニング哲学を持っていることをお互いに尊重できるようになることは、この日本では難しいことなのでしょうか?


先日も、行政施設で教えている団体の会議がありましたが、「お互いにもっと情報交換しましょう」と提案した時、ムード悪く感じてしまいました。

「飼い主教育をもっとしなければ」と口ぐちに言っても、同じ志で頑張る人を仲間としてお互いに切磋琢磨するという考えはないように感じました。


自分の考えと違う人を敵と考えず、たくさんの考え方があれば救える飼い主と犬が増えることを考えてもらうには、まだまだ時間をかけなければならないと痛感しています。


ですから、私のところでは自由に自分の考えを話し、他の人の意見を聞く耳を持てるようになって欲しいと願っています。


私の意見を好きと言っていただいて本当に嬉しいです。

ありがとうございます。

Re: シーザー・ミラン批判     by コジコジ

前の投稿 : 次の投稿 | 親投稿 : 子投稿.1 | 投稿日時 2013-4-28 6:48
はじめまして

ケーブルテレビを契約して、ナショジオを見れるようになってから、
シーザーの存在を知りました。

どんな困ったちゃんでも、たちまちGOODボーイGOODガールに変えてしまう彼の手腕に感嘆し、ファンになったのですが、アンチが多かったんですね。ビックリしました。
私は彼のやっていることを、虐待だと思ったことが一度もないので。

犬は暴力を振るわれたら、怯えたり逆に興奮したりすると思うんですけど、彼のそばにいる子たちは彼に敬意を払いながら、すごくリラックスしてますよね。
かつて彼の右腕だったダディも、元はなかなかのごんたくれだったそうですが、穏やかで従順で、見てるだけでほっこりしたものです。

虐待だ何だって言っている人達、本当にシーザーの番組見たことあるのかしら…
前の投稿 : 次の投稿 | 親投稿 : 子投稿なし | 投稿日時 2013-4-30 22:15 | 最終変更
コジコジさん


はじめまして、ようこそ書き込みをしていただいてありがとうございます。


シーザー・ミランが批判されるひとつに、解決の速さが問題視されています。


私も問題行動を抱えたワンコの相談に行っていますが、確かにシーザー・ミランのように短時間で解決すると思われると困ると思っています。


問題行動は単純なものではないことが多いので、そんなに簡単に犬が変わることを期待されるのは困ります。


たぶん出演するワンコと飼い主さんをオーディションで決定しているので、番組の構成に合う子をセレクトしているのだと思います。


私の場合は、セレクトされたものではないので、飼い主さんとワンコの間に入ってしっかりと通訳する必要があります。


犬へのアプローチの方法は、私も犬に体に触る、首輪を持って抑える、体を押さえるなどやります。


かつては、チェーンカラーを使うと言っただけで、ある団体の人たちに「暴力訓練士」と言われて、村八分状態にされたことがあります。


犬に敬意を払うように伝えることは、犬同士の間ではよく見かけることなのですが、人がすると「虐待」や「暴力」とされてしまいます。


犬との会話としてシーザー・ミランは行っているのですが、それを理解できない人はたくさん存在するということだと思います。


犬の行動の変化自体を理解できる人も実は少ないのだと思います。


しつけ教室で、自分の犬が楽しそうにしているのか、そうでないのかもわからないでいる飼い主さんもいるのです。


そんな人たちが、シーザー・ミランを見て同じように見よう見まねですると大変なことになるというのが批判の内容のようです。


きちんと伝えること、間違ったことが伝わることばかりにこだわっていると広い意識で情報は入らないと思いますが、保守的な人たちには理解できないのかも知れません。


ただ、確かに時々、シーザー・ミランが解説していることに行動学上の疑問を感じることはあります。


でも、彼のやり方を間違っているとは思えません。


どう考えるか、どう感じるかは、人それぞれなのですけどね。
前の投稿 : 次の投稿 | 親投稿 : 子投稿.1 | 投稿日時 2013-5-13 23:09
私もシーザー ミラン、好きです。
虐待じゃないか?

と、指摘されて彼はしどろもどろになったんですね?
だったら安心しました。
前の投稿 : 次の投稿 | 親投稿 : 子投稿なし | 投稿日時 2013-5-14 18:43
めいさん


書き込みをありがとうございます。


映像を見ましたが、司会者に「犬をなぐりましたよね」と言われて、「いえ、タッチしたのです。」と返したら、「それってなぐってますよね」って感じで、彼のお得意の解説をしようとしても、「なぐった」の言葉しか返ってこないので言うのをあきらめたって感じがしました。


私は、司会者に「私には犬をなぐっているように見えるのですが、そんな風に思う人に、あなたはなんというのですか?」とか、「これがどうして犬に良い方法だと言える根拠はなんですか?」とかを聞いて欲しかったです。


特に、「犬に優しく接することが良いコミュニケーション」と思っている人たちに、それが通じない犬がいることや、それが犬の誤解を招くこともあることを彼がどう表現するのかを聞いてみたかったです。


批判することは簡単です。

上げ足をとるだけでは、良い方向に向くと私には思えません。


納得できないことを「自分は正しい!」という人はたくさんいます。

でも、その人のそう思う根拠を聞くと、「なるほどそんな考え方からきているのか。」と、違う面からの犬の接し方を知ることができます。


「自分の思っていることだけが正しくて、それ以外は間違っている」という考え方は好きではありません。


少なくとも助けてもらったと思っている飼い主と、ハッピーな飼い主を見てハッピーになっているワンコがいるなら良いことなのではないでしょうか。

Re: シーザー・ミラン批判     by ゲスト

前の投稿 : 次の投稿 | 親投稿 : 子投稿.1 | 投稿日時 2013-11-11 16:31
現実的に、ミラン氏によって問題を持ってる犬が良い方向へと導かれているのは事実であって、その犬達がミラン氏のトレーニングを虐待と感じているなら、行動・表情に現れるのが普通だと思います。
しかし、トレーニングを終えた犬達の様子は至って明朗・快活です。
彼の言葉で印象的だったのは、動物には相手を可哀想だと思う事や、哀れむと言うような「同情」の概念がないと話していたこと。
人間が持ち合わせている感情を犬も持っているとは限らないのです。
犬を犬として見て、犬を犬として育てると言う、当たり前の事を思い出しました。
彼の「タッチ」あれは、犬に取っては痛くないはずです。
足で軽く蹴るようにもされますが、あれも良く考えられています。
犬はミラン氏にタッチされているとは気付かないのです。
犬からは見えないように後ろ側から足を回してタッチしています。
手でタッチ、足でタッチ、あれが虐待に見えるなら、ワクチンも打てません。
前の投稿 : 次の投稿 | 親投稿 : 子投稿なし | 投稿日時 2013-11-14 13:26
ゲストさん


ようこそいらっしゃって下さって、貴重なご意見をありがとうございます。


そうですね、犬たちの表情や態度が犬の気持ちや思いを表していると私も思います。


でも、どれだけの人が犬たちのそんな言葉に耳を傾けているのでしょうか?


残念ながら、犬たちの気持ちを理解する努力をする飼い主さんは、案外と少ないのです。


仕事柄、飼い主さんに「犬からのメッセージをもっと理解する努力をして下さい」と指導しても、「思い込み」や「憶測」で理解したつもりになっている方が多いという現実があります。


それは、飼い主さんに限らず、プロのトレーナーやインストラクターでも多いです。

技術にばかり目を向けていて、犬からのメッセージを受け止められない人や、自分のすることが犬にとっては良いことと自己満足だけを押し付けて納得している人がいます。


同情のことでもそうです。

「相手を憐れむ心」の同情は、確かに犬にはありません。

と言うか、動物にはもともと存在しないのです。


でも、仲間に対する思いは、時には人間よりも強いものを感じるような行動が見られます。


「相手と同じ気持ちになる」の同情は、今の人には必要かも知れません。


私もシーザー・ミランのおかげで、「犬が犬らしくいることの重要性」を強く意識するようになりました。

しかし、人間社会で暮らすという現実を忘れてならないと思います。

犬らしくさせてあげられないこともたくさんあるからです。


先日、シーザー・ミランがピットブルのリハビリ中にタッチして咬まれていました。


彼のすごいところは、間違いを認めることだと思います。

タイミングが悪くて、犬が反応したのだと分析していました。


問題は、彼のようなとても犬を理解しているプロでも、間違いを犯して咬まれるのだという事実です。


彼を批判する人の中には、そんな危険性を持っていることを一般に向けて安易に情報として出すことについて、問題視しているという一面もあります。


犬は、対応する人によって行動が異なります。

犬の行動を考える前に、飼い主の犬への対応や考え方の方にもっと意識を向けていただけると、あの番組も良い方向に受け止めてもらえるのではと思っています。


いろいろな方向に、いろいろな方法を模索してこそ、困っている飼い主さんを助けられるのではないかと思います。

単に批判するのではなく、良い面も探すことを私はアメリカの指導者の先生に教わりました。


それは、とても大切なことだと今でも信じて、たくさんのトレーナーや指導者の方たちのお話を聞いて参考にしています。

批判すれば、もう何も得られなくなります。


そうした体質が変わって行くことを心から願っています。

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