飼い主と愛犬との関係について
飼い主と愛犬との関係について by little-K
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投稿日時 2014-9-25 12:38 | 最終変更
犬と飼い主との関係について、今までは動物観という「動物を人はどう見ているか」という歴史の中で、人間が1番の思想の元に「犬の上に立つ」というのが正しいとされていました。
しかし、近年では、学者たちが「犬が人のところにいて、人を群れと思うことはなく、もともとオオカミは家族で暮らすので上下関係も作らない」と言われるようになりました。
確かに、犬と人は異種の生き物ですが、他の家畜は人間が自分たちの都合のために野生動物を家畜化したものですが、犬は人が家畜化した最初の動物で、「犬の祖先の野生のオオカミから人と暮らすことを選んだ」とされています。
人と暮らすことを選んだオオカミは、今や300種類にもおよぶ種類を持ち、人間社会に溶け込んで野生のオオカミからみれば繁栄しています。
純血種というさらなる人間の自分勝手な介入によって遺伝病という重荷を背負わされていても、絶滅させられるよりもましかも知れません。
この間、アメリカ、カナダで野生のオオカミを観察している学者のドキュメンタリーをしていましたが、「オオカミは、家畜を襲う害獣」と決めつけて、せっかくカナダに生域を追いやられたオオカミがアメリカに戻ってこようとしているのを殺している人たちと守ろうとする学者の対立をしていました。
私たち人間は、自分たちを守るために簡単に動物の命を握りつぶします。
たとえば、鳥インフルエンザで何千という鳥が処分という言葉で殺されています。
私が知っている限りで、「殺処分」という言葉を使っていた報道は1か所だけだったと思います。
みんな処分というもの扱いです。
犬の殺処分ゼロも大切な考え方だと思いますが、行政の攻撃だけではなんの意味もないと思います。
まずは、飼い主が終生飼育を絶対的に意識することが大切ですし、そのためには愛犬と楽しく暮らすサポートをきちんとするシステムが必要だと思います。
私たちのようなトレーニングの指導者、獣医師、ペットショップの人たちなどがもっと自分の仕事に対して責任を持ち、動物愛護の意識を持って飼い主さんに接していかねばならないと思うのです。
愛犬と飼い主の関係作りを単に昔の方法を否定するだけでなく、きちんと説明し、理解してもらえるようにするためには、勉強しなければなりませんし、単に学者の話をうのみにして、自分はそれを知っていることでよしとしないことだと思います。
私は、「犬にはリーダーが必要」だと思っています。
力ではなく、心の強いリーダーを犬は必要としていると思います。
誰かが何かいうとすぐにそっちに走るようにな揺れ動く気持ちを持っている飼い主ではなく、自分と愛犬と心から向き合って、お互いの言い分をきちんと伝えて、相手の気持ちをきちんと聞いて、そしてお互いの妥協点を探れる関係こそが大切なんだと思います。
私はどんなに偉い学者さんが言ったことでも、自分の犬にどうか聞いて、犬からのメッセージを見てからでなければ教室の生徒さんたちに伝えてはいません。
私というフィルターを通すかたちで、飼い主さんがより自分の愛犬との距離を近づけることができるようになっていただければと思っています。
それには、単に言葉だけを情報とせず、必ず愛犬と向かい合って確かめる必要があると思います。
自分だけで納得せず、愛犬を納得させる必要があると思うのです。
愛犬と良い関係を作るために、信頼されるためには、まず説得することです。
最初は受け入れてくれなくても、何度も何度も伝えることだと思います。
それが説得することです。
そして、「あーもー分かったわ。いやだけどするわ。すればいいんでしょ」としぶしぶでも犬がしてくれることを目標にします。
犬の性格によっては、いつも飼い主のいうことを喜んで聞いてくれる訳ではありません。
犬の頭の中には、秤があって「自分のしたいこと」と「飼い主してが欲しいと思っていること」があると思うのです。
「いうことをきいてくれない犬」は、「自分のしたいこと」を優先しているのです。
そこを「飼い主がして欲しいと思っていること」を理解し、それを優先してくれる犬に変えなければ、犬はこちらのして欲しいことをしてくれはしません。
説得ができるようになれば、次は「お願いすること」です。
「これをやってくれる?お願いだから」と犬に伝えると、「しかたないわね。いいわよ」とやってくれるようにすること。
最終的には、「提案すること」です。
「これをしよう!」と犬に伝えると「はいよ!」ってしてくれるようになること。
「犬の心にまっしぐら」に書かれている、そんな関係を私は今、勧めています。
そして、誰よりも愛犬から「大好き」になってもらうことです。
よく専門学校で学生に話すのですが、「愛情」と「甘やかし」の違いは何か?
「愛情」は、常に相手のことを考えてすることだと思います。
それが相手に「嫌なことをする」と思われるようなことでも、相手のためだと思うならできると思うのです。
「甘やかし」は、自分が相手に好かれたいためだけにすることです。
つまり、自分のためにすることです。
犬は、とても賢いので、その違いを見抜けると私は思います。
思い込みではなく、じっくりと愛犬と向き合ってこそできることなのですけどね。
人間同士でも難しいと思うご時世ですが、そんな時代だからこそ愛犬と心と心を通わせて、きちんとした関係を作ることが大切なのだと思うのです。
しかし、近年では、学者たちが「犬が人のところにいて、人を群れと思うことはなく、もともとオオカミは家族で暮らすので上下関係も作らない」と言われるようになりました。
確かに、犬と人は異種の生き物ですが、他の家畜は人間が自分たちの都合のために野生動物を家畜化したものですが、犬は人が家畜化した最初の動物で、「犬の祖先の野生のオオカミから人と暮らすことを選んだ」とされています。
人と暮らすことを選んだオオカミは、今や300種類にもおよぶ種類を持ち、人間社会に溶け込んで野生のオオカミからみれば繁栄しています。
純血種というさらなる人間の自分勝手な介入によって遺伝病という重荷を背負わされていても、絶滅させられるよりもましかも知れません。
この間、アメリカ、カナダで野生のオオカミを観察している学者のドキュメンタリーをしていましたが、「オオカミは、家畜を襲う害獣」と決めつけて、せっかくカナダに生域を追いやられたオオカミがアメリカに戻ってこようとしているのを殺している人たちと守ろうとする学者の対立をしていました。
私たち人間は、自分たちを守るために簡単に動物の命を握りつぶします。
たとえば、鳥インフルエンザで何千という鳥が処分という言葉で殺されています。
私が知っている限りで、「殺処分」という言葉を使っていた報道は1か所だけだったと思います。
みんな処分というもの扱いです。
犬の殺処分ゼロも大切な考え方だと思いますが、行政の攻撃だけではなんの意味もないと思います。
まずは、飼い主が終生飼育を絶対的に意識することが大切ですし、そのためには愛犬と楽しく暮らすサポートをきちんとするシステムが必要だと思います。
私たちのようなトレーニングの指導者、獣医師、ペットショップの人たちなどがもっと自分の仕事に対して責任を持ち、動物愛護の意識を持って飼い主さんに接していかねばならないと思うのです。
愛犬と飼い主の関係作りを単に昔の方法を否定するだけでなく、きちんと説明し、理解してもらえるようにするためには、勉強しなければなりませんし、単に学者の話をうのみにして、自分はそれを知っていることでよしとしないことだと思います。
私は、「犬にはリーダーが必要」だと思っています。
力ではなく、心の強いリーダーを犬は必要としていると思います。
誰かが何かいうとすぐにそっちに走るようにな揺れ動く気持ちを持っている飼い主ではなく、自分と愛犬と心から向き合って、お互いの言い分をきちんと伝えて、相手の気持ちをきちんと聞いて、そしてお互いの妥協点を探れる関係こそが大切なんだと思います。
私はどんなに偉い学者さんが言ったことでも、自分の犬にどうか聞いて、犬からのメッセージを見てからでなければ教室の生徒さんたちに伝えてはいません。
私というフィルターを通すかたちで、飼い主さんがより自分の愛犬との距離を近づけることができるようになっていただければと思っています。
それには、単に言葉だけを情報とせず、必ず愛犬と向かい合って確かめる必要があると思います。
自分だけで納得せず、愛犬を納得させる必要があると思うのです。
愛犬と良い関係を作るために、信頼されるためには、まず説得することです。
最初は受け入れてくれなくても、何度も何度も伝えることだと思います。
それが説得することです。
そして、「あーもー分かったわ。いやだけどするわ。すればいいんでしょ」としぶしぶでも犬がしてくれることを目標にします。
犬の性格によっては、いつも飼い主のいうことを喜んで聞いてくれる訳ではありません。
犬の頭の中には、秤があって「自分のしたいこと」と「飼い主してが欲しいと思っていること」があると思うのです。
「いうことをきいてくれない犬」は、「自分のしたいこと」を優先しているのです。
そこを「飼い主がして欲しいと思っていること」を理解し、それを優先してくれる犬に変えなければ、犬はこちらのして欲しいことをしてくれはしません。
説得ができるようになれば、次は「お願いすること」です。
「これをやってくれる?お願いだから」と犬に伝えると、「しかたないわね。いいわよ」とやってくれるようにすること。
最終的には、「提案すること」です。
「これをしよう!」と犬に伝えると「はいよ!」ってしてくれるようになること。
「犬の心にまっしぐら」に書かれている、そんな関係を私は今、勧めています。
そして、誰よりも愛犬から「大好き」になってもらうことです。
よく専門学校で学生に話すのですが、「愛情」と「甘やかし」の違いは何か?
「愛情」は、常に相手のことを考えてすることだと思います。
それが相手に「嫌なことをする」と思われるようなことでも、相手のためだと思うならできると思うのです。
「甘やかし」は、自分が相手に好かれたいためだけにすることです。
つまり、自分のためにすることです。
犬は、とても賢いので、その違いを見抜けると私は思います。
思い込みではなく、じっくりと愛犬と向き合ってこそできることなのですけどね。
人間同士でも難しいと思うご時世ですが、そんな時代だからこそ愛犬と心と心を通わせて、きちんとした関係を作ることが大切なのだと思うのです。