ＪＡＰＤＴのカンファレンス

横浜の勉強行脚はとても楽しかったです。
行かせていただけて本当に感謝しています。

なかなか会えない仲間とも話ができて嬉しかったです。


また、今回、実際にカンファレンスに参加してみて、時々、情報の整理をするのは重要だなぁと思いました。


ただ、さすがに専門家のお話なので専門用語がけっこう多かったですし、言い回しが現在使われていないような言葉であったりするので、一般の方が聞かれるとちょっとしんどいかなって思いました。


たくさんの学生さんらしき若い人も熱心に聞いていて、本当に日本も変わってきたなぁと実感しています。


今回、私が一番聞きたかったのは、アメリカのシアトルで警察犬のトレーニングをしているスティーブ・ホワイト先生のお話でした。

テリー先生からもお勧めしていただいていたので、もうマンモス級の期待をして聞いてきたのですが、作業犬トレーナーとしてだけでなく、学習の原理をこれほどまでに具体的に自分のトレーニングに変えられる彼の能力に感心し、強く感動しました。


慣例的になっている作業へのトレーニングを全く新しく作り変えてしまうその素晴らしさに、ぜひとも私も真似をしたいと思いました。

きっと昔からのやり方、方法にしがみついている人たちは、彼の話を否定するのだろうなぁと思いきや、私の友人の訓練士も聞いていたのですが、半信半疑ながら興味を持っていました。


カンファレンスは、トレーニングをもっともっと幅広く勉強したいと思う人にとても有意義なものになるとお奨めできます。

ただし専門用語を理解し、ベーシックな動物の学習の原理を理解しておく必要があります。


日本人の講師の先生方のお話もとても良かったです。
そろそろ、外国の先生だけが情報の基というブランド志向をやめて、足元を固めるためにも日本の先生方のお話を聞く姿勢を持つ必要があると思います。

少なくとも今回、私は日本の先生方のお話はとても素晴らしかったと思います。
よく知っている一緒に勉強している仲間もいたのですが、それぞれが自分の分野を自分の目で心で体験し、学んだことを教えてくれたと思います。


他人に情報を出さない心の狭い人が多い中で、自分の苦労して学んできたことをおしげもなく提供してくれている先生方に心から感謝したいと思います。


あ〜楽しかったぁ